6人の科学者がレゴブロックを飲み込む人体実験を敢行! 意外な目的と驚きの結果とは?

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画像は「Getty Images」より

 6人の科学者が、レゴブロックを飲み込み、排便までかかる日数を計測する実験を行った。

 冗談のように聞こえるかもしれないが、小児科の医療従事者は、「Everything is awesome: Don’t forget the Lego」と銘打たれた研究のために、意図的にレゴブロックを飲み込んだというのだ。

 同研究は学術誌「Journal of Paediatrics and Child Health」に掲載された。この研究は、2つの採点システムを使用している。便の硬さと通過時間(SHAT)と、発見と回収の時間(FART)だ。shit(糞)、fart(おなら)を連想させるのは偶然だろうか?

 SHATスコアは、研究者の通常の腸内環境を記録するSHAT前スコアと、レゴブロックを飲み込んだ後に記録するSHAT後スコアに分けられた。前後のSHATスコアを比較し、データを収集した。

 一方、FARTスコアはもう少し厳しいもので、参加者は飲み込んだ後の数日間、レゴブロックを見つけることを期待して、自分の便をふるいにかける必要があった。

 もちろん、この研究には重大な目的があった。

 小さなお子さんを持つ親御さんならおわかりのように、子どもは食べることを想定されていないものを食べることが大好きで、ときには非常に危険な結果を招くこともある。

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 レゴブロックを誤って、あるいは意図的に食べたとしても、通常は問題ないとされているが、ご両親を安心させるために、レゴブロックが人の消化器官を通過するのにかかる時間を調べることは有意義であると研究者らは考えたのだ。

 研究結果によると、FARTスコアは平均1.71日。つまり、レゴブロックは2日以内に体外に排出されることがわかった。

 研究チームは、「レゴブロックは、合併症を起こすことなく、大人の被験者の体内を素早く通過する。これは小さい子を持つ両親を安心させるものであり、物体の回収を証明するために子供の糞便を探すことを親に期待すべきではないと提唱する」としている。

参考:「Lad Bible」「Wiley Online Library」ほか

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文=S・マスカラス(TOCANA編集部)

3代目TOCANA編集長
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