女性が性的に絶頂し続ける奇病「イクイク病」の正体とは? 薬害で感度三千倍に…=亜留間次郎
人間はかなりの大型動物なのでそれなりの薬の濃度や量がないと効きませんが、体重数十グラムの小型生物の場合は人間の排泄物に残留していた程度でも馬鹿にならない影響が出ます。
何のことはありません、生態系を破壊する環境ホルモンと呼ばれている物と全く同じです。最近はホルモンどころか抗鬱薬まで環境破壊していたのです。
そして、フルオキセチンは1988年に登場してすぐに人間だけではなく、獣医がペットにも処方するようになりました。
日本で獣医が使うようになったのは最近ですが、獣医の中に行動診療科という診療科が登場しています。
ペットが毛をむしったりする自傷行為や飼い主を噛んだり、寂しいと暴れたり、言うことを聞かなかったりする問題行動を治療してくれる獣医師です。
この治療にも抗鬱薬であるフルオキセチンが処方されています。
要するに、ペットの異常行動は不安が原因だから不安を感じなくなる薬を処方すれば治る簡単な理屈です。
陰謀論と抗不安薬
アメリカでは抗鬱薬の患者が銃乱射事件を起こしている陰謀論があり、陰謀論に触れたことがきっかけで突然に断薬して異常を起こす人も後を絶ちませんが、筆者は抗鬱薬と凶悪事件は因果関係が違うのではないかと考えています。
鬱病の薬は不安を感じなくさせてくれるので奇跡の薬としてもてはやされています。
しかし、不安を感じなくなっても不安の原因は何も解決していません。
逆に不安を感じなくなったことで解決策を取れなくなっているので、さらに不安が増えて薬が増える悪循環を起こしています。
薬が凶悪事件を起こしているのではなく、どうにもならない状況を薬でゴマカシ続ける限界を超えてしまうと凶悪事件を起こすのではないでしょうか。
昔から薬に頼るなといわれてきましたが、不安の原因を取り除かずに不安を感じなくなることは危険なのではないでしょうか。
参考・資料
・2001年にイクイク病の最初の報告
Persistent sexual arousal syndrome: a newly discovered pattern of female sexuality(持続性性喚起症候群:新たに発見された女性の性欲パターン)
・Persistent genital arousal in women — a new syndrome entity(女性における持続的な性器興奮–新しい症候群の実体)
・2つの北米サンプルにおける持続性性喚起症候群の有病率
Prevalence of Persistent Genital Arousal Disorder in 2 North American Samples
・選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)による指爪二枚貝(Sphaerium striatinum)の分娩の誘導と増強
Induction and potentiation of parturition in fingernail clams (Sphaerium striatinum) by selective serotonin re-uptake inhibitors (SSRIs)
・犬にも抗不安薬のクロミカルムやフルオキセチンを処方している。
犬の分離不安治療薬クロミカルム
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