“自殺植物”に触れた人の末路… 嘔吐レベルの激痛が半年以上継続「他の痛みの10倍以上酷い」

信じられないほどの痛みを引き起こすことから「Suicide plant(自殺植物」)と呼ばれている植物に触れてしまった女性が、6カ月にわたる苦しみの日々を告白した。その痛みは出産よりもずっとひどかったという。
昨年6月、ナオミ・ルイスさんは、オーストラリア・クイーンズランド州北部で外出中に自転車から転倒し、自殺植物として知られる「ギンピ・ギンピ」に衝突してしまった。
学術名「デンドロクニド・モロイデス」は、それが引き起こす恐ろしい痛みから「自殺植物」「オーストラリアの巨大な刺す木」と呼ばれることがある。
クイーンズランド州では一般的な植物であるが、ギンピ・ギンピの葉、もしくは枝に触れてしまうと、ガラスの主成分である二酸化ケイ素で出来た中空構造の尖端を持つ毛が皮膚を突き刺し、耐えがたい痛みを引き起こす。

アーニー・ライダー (Ernie Rider)は、1963年にこの植物の葉で顔と胴を負傷したが、その苦しみについて、彼は「2から3日間、その痛みはほぼ耐えられないほどのものであった。私は働くことも眠ることもできず、2週間かそれ以上もひどい痛みに襲われた。この苦痛は2年間もの間続き、冷たいシャワーを浴びた時には、いまだに毎回痛みに襲われる。これに匹敵するものはない。他の痛みと比べても10倍以上は酷いものだ」と述べている。(Wikipediaより引用)
この毛にはクモやイモガイの持つ毒素に似たギンピエチド類が含まれており、それが苦痛を生み出す原因だとされている。もしギンピ・ギンピに触れてしまった場合、10倍に希釈した塩酸を塗布した上で、ワックス脱毛により刺毛を慎重に取り除く必要がある。刺毛の破片が皮膚内に残ってしまうと痛みが悪化するという。
ルイスさんは「ABC」のインタビューに対し、ギンピ・ギンピによる苦痛は「100%史上最悪の痛み」だったと語り、次のように続けた。
「痛みは耐えられないほどでした。身体には痛みの閾値があるのですが、その時に嘔吐が始まりました。私は4人の子供を産んだが、3人は帝王切開、1人は自然分娩です。どの出産の苦痛もギンピ・ギンピには及びません。」(ルイスさん)

事故後、ルイスさんは夫の運転で薬局に行き、救急車の到着を待つ間、肌に刺さった毛を取り除くために脱毛剤を購入したが、その時点で夫に「こんなの耐えられない」と漏らしていたという。
事故現場に近いケアンズの病院に運ばれた後に、別の病院に移され、退院できたのは7日後だった。
それから6カ月間、鎮痛剤などで痛みに耐えていたが、12月になってようやく薬に頼らないで済むレベルになったという。
日本にはギンピ・ギンピは分布していないものの、同じイラクサ科の植物はよく目にする。そのトゲにも毒を含んだ嚢があり、それが破れて皮膚につくと強い痛みを引き起こすが、数十分から数時間ほどで発疹は消失する。半年以上継続するギンピ・ギンピの毒とは大きな違いだ。
オーストラリア旅行の際にはくれぐれも自殺植物にご注意を。
参考:「Lad Bible」ほか
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