「近親相姦カニバリズム」ソニー・ビーン一族48人! 洞窟に潜み、一家乱交と人肉1000人分を喰って25年… 事件全貌!
■地獄の洞窟
数カ月間の移動生活を続けたソニーとアグネスはバラントレー近くのサウス・エアシャー 海岸に、満潮時には入り口が海面下に隠れる洞窟を発見。ここなら誰にも見つかる心配がないと大喜びし、この洞窟に定住するようになった。2人は相変らず周辺を通りがかった旅人を殺し食べるという暮らしをしていたが、目撃者がいないよう細心の注意を払い一人旅をしている者しか狙わなかった。遺体は洞窟の中に運び、干物にしたり塩漬けにしたりして長く食べられるようにし、外に証拠を残すようなことはしなかった。被害者の金は近くの村で必要なものを買うため使ったが、私物は金目のものでも足がつくため使わず、洞窟の中に隠した。
安定した生活を送るようになった2人は時間があればセックスしまくり、息子8人娘6人をもうけた。子どもたちは外部と接触することなく、洞窟の中で繰り広げられる“カニバリズム・カルト団”のような異様な環境下で育てられた。
子供たちは大きくなると、何の疑問も感じることなく旅人殺しを手伝うようになり、まるでライオンが狩りをするように見張りなどの役割分担をしながら効率よく殺人を行うようになっていった。また、読み書きなどの教育をされていなかったため、言葉もろくに話せなかったが、生きるために人を殺すという作業にはとても役立ち、「多ければ多いほどいい」と思ったソニーは、子供同士で性交渉を行うよう促した。こうして、誰も知らない無数の遺体が山積みにされた洞窟の中で、ソニー一族は人肉を食べ、血が濃く繋がった者同士で乱交するというおぞましい暮らしを送るようになった。セックス三昧の子供たちはボコボコ子供を産み、ソニーとアグネスは孫息子18人孫娘14人を得た。カニバリズムで生きる恐怖の一族は48人の大所帯となったのである。
■1430年、滅びの年
25年以上も間、世間に知られることなく洞窟で畜生的な生活を送ってきた一族だったが、家族が増えるにつれて食料である人を殺す回数が増え、地区では「人食い族がいるようだ」と噂が流れるようになった。村の外の荒野に悪の野獣が生息しているという噂が流れたり、宿屋の主人が金目当てに客を殺してるという噂が流れ、リンチを恐れた主人が夜逃げするということもあった。また、スコットランドの幻獣で川に住むと伝えられている水の精ケルピーが、人を食らっているのだと信じる者も多かった。
25年の間に誰にもばれることなく1,000人以上を殺してきたと伝えられるソニー一族だったが、1430年頃、とうとうしくじってしまう。「簡単に殺せる」と狙いを定めた馬に乗り移動中の夫婦のうち、夫の方が刀やピストルなどの武器を所持しており、彼らにはむかってきたのだ。妻の方はすぐに馬から引きずり下ろされ、腹をすかせた者によりその場で体の一部を食べられ絶命したが、夫は足などをかじられながらも必死に抵抗して逃げることに成功。その直後、集団が歩いてくるのを見て、一族は妻の遺体を放置したまま洞窟に逃げ帰った。夫は集団に助けを求め、妻の遺体を地元の役所に運び「人食い族に教われ、妻が殺され食べられた」と訴えた。驚愕した役所は国王に報告。スコットランド国王ジェームズ1世は、すぐに400人の武装した兵を現場に向かわせ、大規模な人食い族ハンティングを行った。
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