地底文明へのトンネルが多数存在!? 人食い巨人伝説「ソロモン諸島」の異次元情報がヤバい!

 恐怖の人食い巨人伝説が語り伝えられるソロモン諸島では住民に危害を及ぼすUFOも多数報告されている。この地でいったい何が起きているのか――。

■ソロモン諸島の巨人とUFOと地下文明

 日本では第二次世界大戦の激戦「ガダルカナル島の戦い」で知られるガダルカナル島を含む島嶼国、ソロモン諸島では謎に包まれた恐ろしい数々の伝説が語り伝えられている。人食い巨人やビームで攻撃するUFOなど、いずれも敵対的なこれらの謎の存在に住民たちの恐怖は晴れることはない。この地でいったい何が起きているのか。

 オーストラリアの航空機技術者であったマリウス・ボイラヨン氏は早期退職した後、1995年にソロモン諸島に移り住み第二の人生を送ると共に、この地に伝わるミステリアスで恐ろしい伝説を調査して考察を重ね、10年もの歳月を費やして書き上げた著作『Solomon Islands Mysteries(ソロモン諸島の謎)』(2010年刊)を上梓している。

 ボイラヨン氏が話を聞いた現地の人々によれば、島の熱帯林には何百もの獰猛な巨人がはびこっており、中には身長が4メートルはるかに超える巨人もいるという。巨人たちは人間をさらっては捕食し、時折誘拐した女性を孕ませて人間と巨人のハイブリッドを生み出しているということだ。

画像は「Pixabay」より

 一方で地元の人々から「ドラゴンスネーク」と呼ばれている白く輝く球体のUFOが島の上空に頻繁に出現し、ビームを発射するなどして島民に危害を及ぼしているという。ボイラヨン氏もこのUFOを数えきれないほど目撃している。

 巨人による誘拐や人食い、島民を襲うUFOの恐ろしい話はソロモン諸島の島民の間で語り継がれており、そのエピソードは尽きることがないという。いったいこの地に何があり、何が起きているのか。

 ある日地元の酋長から海岸から約8km内陸にある名もない山の滝のふもとにある湖から「ドラゴンスネーク」が出てくることを聞かされたボイラヨン氏は、友人たち数人と現地を訪れる遠征に出たのだった。

 3日間かけて辿り着いたその場所は、サッカー場の半分ほどの山頂湖で上流から滝が流れ込む風光明媚な場所であった。一行はUFOに発見されないよう入念に身を隠し、湖の様子を観察した。

 夜10時近くになって光り輝くUFOがいくつか上空に出没したのだが、それらのUFOの動きをよく見るとやはりこの近くに出入口があることは自明であったのだ。そしてそれはおそらく地下に通じている出入口であることが示唆されてくるという。出入口を通じて地下に広がる世界がUFOと巨人たちの住み処なのだろうか。

「Mysterious Universe」の記事より

■地球の本当の“世帯主”は地下世界に住んでいる?

 その後も調査と研究を続けたボイラヨン氏は、ガダルカナル島とマライタ島に地下世界に通じる出入口を5つ特定した。ボイラヨン氏はこれらの出入口は広大で高度に進んだ地下文明に繋がっていることを確信したのだった。

「地球の周囲には銀河系の他の地域からの地球外交通が絶えることはないが、私たちホモ・サピエンスの地上居住者が目撃するUFO目撃の大部分は、実際には我々の惑星の地下に住む地球外の地下種族からのものである。そこには広い世界があったのだ」(同書より)

 ボイラヨン氏はこれらの地下居住者はホモ・サピエンスが出現する数十万年前に地球にやってきており、当初は地上で暮らしていたかもしれないものの、今の我々よりもはるかに高度な技術を持つ彼らは地球の地表の下で暮らす方が安全であることを理解し、広大で安全で快適な地下世界を作り上げたという。

画像は「Pixabay」より

 地下世界での暮らしは酸素と日光が少ない環境に対処する必要があるものの、確かに安全であり、極端な温度変動、火山の噴火、有害な遺伝子変異を引き起こす宇宙からの高エネルギー放射線から身を守ることができる。

 最近の科学的発見では、地下生命体が太陽系の他の惑星で最も一般的な生命体である可能性があることを示しており、我々が地上で暮らしているのは例外的なことかもしれないことが示唆されている。とすればこの地球の本当の“世帯主”は地下世界に住んでいるのだろうか。

巨人たちはこの200キロメートル以上の熱帯ジャングルの島のほとんどの山の中に広大な洞窟システムを持っている。…中略…ガダルカナル島の住民も、島の大きな山の下の都市に巨人が住んでいると信じている」(同著より)

 オルタナティブメディア「Mysterious Universe」の記事でボイラヨン氏の著作を取り上げた古代文明研究家のビブ・デヴ・ミスラ氏は、ビッグフットの目撃情報が頻繁にある場所や、巨人や小人の伝説が地元の民間伝承に深く根付いている場所では、UFOも頻繁に目撃されていることを指摘し、これは地表に地底文明への出入口となる複数の“ポータル”があるためであると言及している。

 ボイラヨン氏は出入口としてのポータルから通じている物理的な地下世界を想定しているようだが、そのポータルは“別次元”に通じているという解釈もあり得るだろう。いずれにしてもソロモン島でのボイラヨン氏の調査研究は、UFOとUMAについての謎に新たな角度から光を当てる意義深いものであることは間違いない。

参考:「Mysterious Universe」ほか

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文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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