息子の血液を使って老化を逆転させたバイオハッカー、18歳の肉体へ向けて順調に“移行中”
生物学的年齢を逆転させ、永遠の18歳を目指すプロジェクトに取り組む男性が途中経過を報告している。現在46歳の彼は18歳の肉体に向けて順調に“移行中”であるという――。
■18歳の肉体へ向けて“移行中”
歳月と共に“加齢”していくのが人の常だが、時間を巻き戻すかのように“減齢”することは可能なのか。
起業家で“バイオハッカー”であるブライアン・ジョンソン氏は昨年、生物学的年齢を逆転させ、18歳の体型を実現することを目的とした一連の治療法「プロジェクト・ブループリント」を開始すると発表して話題になった。
プロジェクトの目玉は10代の息子の血漿1リットルを自分自身に注入することであった。この「世界初の多世代血漿交換」をめぐって賛否両論のさまざまな議論を呼び起こした。
さらに1日2250カロリーの厳格なビーガン食を実践し、毎日の運動、夜間の勃起回数のカウント、定期的な血液検査などのさまざまな医療処置を行っている。昨年の時点でジョンソン氏の主治医は彼の心臓は37歳、肺は18歳に相当すると語っている。
そして今回、ジョンソン氏は「プロジェクト・ブループリント」を開始して以来、彼の外見がどのように変化したかを示す、2018年、2023年、2024年の3枚の写真をSNSで共有した。つまり“ビフォー&アフター”のプロセスを示したのである。
「私の顔認証IDさえ混乱しています」とジョンソン氏は写真にキャプションを添え「私は移行中です」と言及している。18歳に向けての旅は順調に進んでいるということのようだ。
■時の流れに抗う挑戦は続く
その後の投稿でジョンソン氏はXユーザーに、この3枚の中でどれが最もイケメンであるのかを回答するよう求めた。
ジョンソン氏の思惑に反して、最も支持された写真は2018年で、得票率は51.2%だったのに対し、期待されていた2024年が最もイケメンだと回答した人は39.4%に留まった。2023年は9.4%で最も支持が低かった。
ジョンソン氏は治療に年間約200万ドルを費やしていると伝えられていることを考えると、おそらくこの回答結果は期待外れであった。救いは1年前の写真よりも今の写真の評価が高かったことだろう。それでも多くの人は彼が年相応に見えるとコメントしている。
彼は体内時計を戻すことができたと主張し、身体のさまざまな要素が従来の年齢の男性とは異なる反応を示していることを検出したと報告している。 実際、彼は肺、皮膚、さらには勃起の若返りの変化に気づいたと主張しているのである。
これからも続くジョンソン氏の旅はどのような様相を見せるのだろうか。はたして18歳の肉体が実現するのはいつなのか。時の流れに抗う彼の挑戦はまだまだ続きそうだ。
参考:「Daily Star」、「Bored Panda」ほか
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2024.10.02 20:00心霊息子の血液を使って老化を逆転させたバイオハッカー、18歳の肉体へ向けて順調に“移行中”のページです。アンチエイジング、医療、若返りなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで