「雷」に打たれた人間に起きた信じられない奇跡と変化とは!?超能力獲得、視力回復、連続落雷…!
日本では雷の直撃を受けた人の7割が死亡しているといい、雷が鳴り始めたら屋内に避難するよう呼びかけが行われている。危険な雷であるが、世界には雷に打たれて生還し、さらなる奇跡を体験した人々もいる。今回はそんな人々を6人ご紹介しよう。
1. ピアニストになった男
1994年、米国の整形外科医トニー・シコリア氏は公衆電話を使った直後、近くに落ちた雷を受けて一時心停止に陥る重傷を負った。たまたま次に電話を待っていたのが看護師で、シコリア氏は顔にやけどを負ったものの一命を取り留めた。
シコリア氏は一時的に記憶障害になったものの、数週間後にはすっかり回復していた。だが、なぜかピアノの曲を聴きたいという強い欲求が湧き始めた。それまで音楽には興味がなかったというが、彼の頭の中には聞いたこともないメロディが常に流れていたという。ついにはピアノを購入して演奏や作曲を学び始め、今ではプロの作曲家・ピアニストとして活動している。
2. 7回雷に打たれた男
彼に関しては、奇跡というよりは大変な不運といった方が適切だろう。米国で国立公園の監視員をしていたロイ・サリヴァン氏は、1942年に最初の落雷を経験して以降、1977年までに別の場所で7回も雷を受けたことで知られている。落雷を受けるたびにやけどやケガを負い、意識を失ったり入院したりすることもあったが、命を落とすことはなかった。同じ人物に7回も雷が落ちる確率は1極(10の48乗)分の1だという。
3. 雷に打たれてもレースを続行した男
2014年、米コロラド州サンファン山脈の大自然を駆け抜ける100マイル(161.7キロ)のトレイルランニング大会「Hardrock 100」に参加したカナダ人アダム・キャンベル氏は、レースの途中、標高4280キロの高所で雷に打たれた。しかし彼はレースを続行し、3日12時間かけて非常にハードな全ルートを走破したのである。
4. 妊娠中に雷に打たれた女
2014年、出産予定日を2週間後に控えたケンドラ・ビリャヌエバ氏は、夫と共に外出中、雷雨の中で雷に打たれてしまった。意識を失い病院に担ぎ込まれた彼女は緊急帝王切開を受け、娘のキンバリーを出産した。
母子共に命こそ助かったものの、キンバリーちゃんには消化器官や神経系に障害が残ってしまった。また彼女の髪は、まっすぐに立ち上がる不思議なくせっ毛だという。
5. 視力を取り戻した男
米メイン州に住んでいたエドウィン・ロビンソン氏(当時62歳)は、1971年の交通事故で視力を失い、聴覚にも一部障害を抱えていた。だが1980年、庭で雨宿りしていたところを雷に打たれたロビンソン氏は、その夜、失ったはずの視力と聴力が戻ってきたことに気づいた。彼に起きた奇跡は当時世界中で報じられたという。
6.超能力に目覚めた男
2015年、オーストラリアの写真家ブライアン・スキナー氏は、浜辺で嵐の写真を撮影中、落雷の被害を受けた。幸いにも直撃は免れたものの、ハンマーで殴られたような衝撃を受けたといい、手にケガも負ってしまった。
だが、スキナー氏の身には大きな異変が起きていた。彼の感覚は異常に研ぎ澄まされ、普通なら見えないものが見えて、遠くの物音がクリアに聞こえ、他人の心の中さえ読むことができたという。ただ残念ながら、その能力は1週間ほどで消えてしまったとのことだ。
参考:「The Sun」ほか
※当記事は2019年の記事を再編集して掲載しています。
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