あまりにも奇妙な未知との遭遇「ハイ・ストレンジネス事例」9選!自宅で待っていた“脳体だけエイリアン”に導かれ…!

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 一般的にエイリアンと聞くと、小柄で丸い頭と大きな目を持っているいわゆる“グレイ”タイプを思い浮かべる人が多そうだが、サイズや姿はもちろんのこと、かわいらしいものからギョッとするものまでさまざまな種類(種族)がいるという。

 偶然かそれとも必然か、世界各地で彼らに遭遇した人々が語る、度肝を抜かれたその奇妙な姿と目撃例(ハイ・ストレンジネス事例)をまとめて一挙ご紹介!

■1955年:アメリカ・ケンタッキー州

 エイリアン目撃のはしりである超有名事例――。1955年、米ケンタッキー州ホプキンスビルにある農場を訪れていたビリー・テイラーは、すっかり日が暮れた頃に水をくみに外へ出たが、その際に空から不思議な光がさしてUFOらしきものが近くの谷に降下するのを目撃した。

 家に戻ってしばらくすると外で犬が激しく吠えだしたので、家主のサットンとテイラーは不審者かと思って様子を見に行くと、家の方へ向かってくる光が見えた。近づいてきたものをよく見ると、これまで見たこともない妙な外見をした生き物であった。

 体長およそ1メートル、緑がかった皮膚はメタリックスーツのようなものに身を包まれ、目玉は出っ張り、大きなハゲ頭にはコウモリのような大きな耳が突き出ていたのだ。体は細身で腕は長く、爪のついた指も見えたという。

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 驚いた二人はライフルとショットガンで狙撃したが、どういうことかまるで手ごたえがない。やがて生き物は浮遊するようにいったんは消え去ったのだが、なんと10~15体もの数をそろえて再び出現したのだ。家には電話もなかったため通報もできず、弾薬が尽きるまで攻防戦を繰り広げた後、一家は逃げるように車で町の警察へ駆け込んだ。

 この衝撃的な事件は翌日からラジオや新聞などメディアに大々的に取り上げられ、瞬く間に話題になった。農場にはエイリアンを一目見よう、捕まえようとするリポーターやハンターたちがひっきりなしに訪れ、参ってしまったサットン家はしまいに土地を売り払い、引っ越してしまう。

 彼らが見たものは本当にエイリアンだったのか? 目的はなんだったのか? そもそも話のどこまでが真実なのだろうか? 諸説乱入り乱れたホラー映画のような出来事は、現在まで奇怪なUFO案件のひとつとして語り継がれている。

■1957年:アメリカ・コネチカット州

 退職していた元教師のマリー・スター夫人は深夜、寝室の窓から差し込む強い光によって目覚めた。外をのぞくと、庭に長方形の窓が並ぶ不思議な乗り物のようなものが見え、中には1.2メートル程の大きさの何かが見えた。

 スター夫人によると、それは中心部が赤い透明のキューブ型の頭部を持っており、スカートのようなゴム質の体に触手のようなものが付いていたという。

 その物体はアンテナのようなものを出したり引っ込めたりした後、音もなく猛スピードで空へと飛び去っていった。

■1958年:スウェーデン

 会社員スティッグ・リュードベルグとハンス・ガスタフスンは午前3時頃、濃い霧の立ちこめる森の中をドライブ中にUFOのようなものを発見。UFOは周りを4体の青いゼリー状の奇怪な生物に取り囲まれており、それらはピョンピョン空気中を飛び跳ねていた。

 車を停めて降りると生物たちは二人に襲いかかってきてUFOの中に引き込もうとした。

 生物の体はゼラチン状の分泌物で覆われており、つかまれると手足がズブズブ沈む感覚があり、ひどい腐敗臭が鼻について大変だったがやっとのことで逃げたという。

 車までたどり着いてクラクションを鳴らし続けると、生物たちはその音に驚き、慌ててUFOに飛び乗ってその場を去っていった。二人はその後数日、寝込んでしまったそうである。

Jan MallanderによるPixabayからの画像

■1970年:マレーシア

 森の中で6人の子どもたちが遊んでいると、空き地に1メートル弱ほどの小さなUFOが着陸し、5人の小型エイリアンが降り立った。身長は8センチくらいしかなく、不思議な青い宇宙服を着ており、うち一人はとがった黄色いヘルメットらしきものをかぶっていた。

 彼らはある1本の木まで行進して、なにか機械装置のようなものを設置するのに忙しそうだ。様子を眺めていた子どもがひとり、そばへ行ってエイリアンをつかもうとすると、光線銃で太腿を撃ってきたという……。面白いことに、マレーシアには類似の遭遇話が多くあるようだ。

■1971年:アメリカ・カリフォルニア州

 ロサンゼルスのパロス・ヴェルデスで、ジョン・ホッジスとピート・ロドリゲスは午前2時頃、街路で樹々の間から光が漏れ出しているのに気がついた。車に乗り込みヘッドライトをつけると、目の前に高さ45センチ程度の青っぽい2体の人間の脳のような形をした生物の姿が……。道の中央に浮かんでいて、蒸気でできた雲のようなものに包まれていたという。

 2体のうち赤い目をもつ大きい方が二人に近づいてきた。恐怖に襲われた二人は一刻も早くその場から逃げようと考えたが意識を失い、気がついた時には2時間が経過していたという。

 その5年後にホッジスはあの晩自分の身に何が起きたのかについておぼろげながらに思い出した。彼はロドリゲスを家に送り届けてから帰宅したが、そこにはその大きな脳体が彼を待っていた。テレパシーを通じて言葉が聞こえ、宇宙船の中にあるコントロール・ルームに連れて行かれると翻訳装置のようなものがあったという。

 生物はその装置で、核戦争による大きな破壊活動で人間たちが自滅の道を歩むことや、死滅した惑星のイメージなどをホッジスに見せ、「人類が間違った道へ進まないようあなたが伝えなさい」と話したという。

 ホッジスは彼等から翻訳細胞の移植を受け、その後もメッセージを受け取っていると主張している。それらのメッセージは予言として公開しているが、今のところ外れているようだ。

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■1973年:アメリカ・ミシシッピ州

 ミシシッピ州のパスカグーラ川で夜釣りを楽しんでいたチャールズ・ヒクソンとカルバン・パーカーは、蛇のシューというような音、そして羽のようなブーンという音が背後に聞こえたので振り返ってみると、卵型のUFOが川の上に浮かんでいたという。

 ドアが開くと中からは灰色っぽいしわだらけの皮膚を持ち、頭部に細い突起がある180センチほどの宇宙人が3人現れた。手足は人間と同じだが、目は細い線状だったという。

 二人は恐怖ですくみ上がったが、 同時に何か見えない力で体の自由を奪われ動けなかったようだ。なすすべなくUFOに連行され、明るい部屋の中で卵型のロボットのようなものから検査を受けた。

 20分くらいたった後だろうか、二人を川の岸に降ろすとUFOは消えた。涙を流すほどショックを受けた二人は、キースラー空軍基地と保安官事務所に連絡して身に降りかかった出来事を報告する。

 無論まともに取り合ってはもらえなかったが、この話は瞬く間にメディアによって拡散し、本が出版されるまでの騒ぎに。著名なUFO研究家らからも注目されたが、二人が嘘をついていない(身に起きたことを信じきっている)ことを認めたという。

 だがその後はヒクソンの証言がコロコロ変化することもあり、酔っ払っていたかあるいはLSDをやっていたなど、さまざまな懐疑説が出てきて話の信ぴょう性が低下しているという。

■1977年:アメリカ・ケンタッキー州

 ケンタッキー州プロスペクトに住むリー・パリッシュ(当時19際)は車で帰宅途中に長方形のUFOが空に浮かんでいるのを目撃した。

 気がつくといつの間にか自分がUFOの中におり、3つのとても奇妙な物体が目の前にいるのを見たという。

 ひとつは巨大な墓石のような黒いもので、ロボットアームが付いているもの。もうひとつはリーより背は小さめで赤く、箱型のもの。3つめは白色で上部がアーチ状になっており、電動歯ブラシのような音を発しているものだった。

 なぜだかは不明だが、リーは直感的にその白いものがリーダー格だと思ったという。赤色はリーに最も興味を示したのか、ロボットアームをリーに伸ばして検査するように体を触ったので恐怖を覚えたという。

 その後自分の体が暖かくなるのを感じたが、いつの間にか車の中に戻っていたというリーだが……。なんとも奇妙な話である。

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■1977年:ブラジル

 アントニア・ラ・ルビア(当時33歳)は仕事へと向かう道で巨大なつば広帽子のようなUFOに遭遇、強く眩しい光に包まれるとあっという間に中に連れ込まれてしまった。

 そこは真っ白な部屋になっており複数の宇宙人がいた。触手のような長い2本の腕とアンテナのようなものが突き出した頭を持ち、1本の棒のような足で体を支えた卵型ボディの宇宙人だった。

 ぞっとしたアントニアは金切り声をあげ意識を失ったが、目が覚めると壁面に意味不明な雑多な映像、例えば犬が溶ける映像やトンネルへ入る汽車の様子などが次々に映し出されていった。そしてアントニアは指から採血され、再び気を失ってしまった後解放される。

 気がつくと車の中にいたが、このひどい体験のせいで吐き気やめまいに悩まされたという。

■1978年:イタリア

 警備員のピエル・ザンフレッタは見回り中に明るい4つの光が近づいてくるのを発見。

 不審者かと思いピストルを構えながら様子を見に行くと、3メートルはありそうな爬虫類に似た生き物が立っていた。全身緑色の皮膚はたるんでおり、口には呼吸器具が装着されているように見えた。

 おぞましい生き物は熱線のようなビームを放って攻撃してきたのでザンフレッタはすぐにその場から逃げ出したが、後日ビームが当たった木を確認すると確かに枝が焦げていた。周辺には巨大な足跡も見つかったこともあり、ザンフレッタの話は後々話題になった。

 しかし事件はこれだけで終わらず、この後に彼はたびたびこの爬虫類系宇宙人と遭遇する。そしてその都度拉致されUFOの中で実験台にされてしまうが、宇宙人らはザンフレッタに自分たちが「テートニア」という惑星から来たことを説明したらしい。

 ザンフレッタが最後に誘拐されたのは1980年で、その時はクリスタルでできた母船に連れて行かれ、チューブで吊るし捕虜にしていたカエルのような生物を見せられ、これが敵だと説明を受けている。

 船の中にはその他にも鳥類に似ているもの、小さなトカゲに似たもの、類人猿等、捕らえたさまざまなエイリアン種族がいたという。

参考:「Mysterious Universe」、ほか

 

※当記事は2017年の記事を再編集して掲載しています。

TOCANA編集部

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