ニュージーランド沖に前代未聞の“豪邸型UFO”出現!?目撃者戦慄「非現実的な何か」その真相は…
快晴の大海原に巨大UFOか――。ニュージーランドの美しいビーチから望む海上に豪邸、もしくはクルーズ船かと見紛う巨大な物体がホバリングしていたのだ。
■美しい海原の上空に巨大UFO
ニュージランド最大の海のリゾート地、タウランガにある海辺の小高い山・マウントマウンガヌイは一帯の美しいビーチが見渡せる景勝地であり一大観光スポットだ。
海岸線の雄大な景観に息をのむこの地で、さらに地元住民を驚かせる光景が広がった。晴天の空に巨大なUFOが出現したのだ。

2020年4月21日、地元在住のモニカ・シャフナーさんはパートナーと共にマウントマウンガヌイのビーチ沿いをドライブしていたところ、海を見渡す空に巨大な物体が浮かんでいるのを目撃して仰天した。海の上空に巨大な浮遊物体がホバリングしていたのだ。
「それは非現実的な何かでした」とモニカさんは「ニュージーランドヘラルド」紙に語っている。
「私の目が私にいたずらをしていると思いました。同じように見えるかどうかパートナーに尋ねる必要がありました。そして写真を撮るために彼に車を止めるように言いました」(モニカさん)
そしてモニカさんは海岸沿いに停めた車からビーチに出てこの驚くべき巨大な浮遊物体をスマホでじっくりと撮影したのである。UFOと呼ぶには巨大過ぎるこの浮遊物体は、まるで宙に浮かぶ豪華クルーズ船か、はたまたハリウッドの豪邸かという様相を呈しているが、はたしてその正体は……。
■“ファタ・モルガーナ”なのか
オルタナティブメディア「Unexplained Mysteries」の記事ではこの浮遊物体が蜃気楼、またの名をファタ・モルガーナ(Fata Morgana)である可能性を指摘している。
蜃気楼として知られているこのタイプの錯覚は、密度の異なる大気の層の中で光が屈折し、地上や水上の物体が浮き上がって見えたり、逆さまに見えたりする現象である。
蜃気楼の中でもファタ・モルガーナは、暖かい空気の層が冷たい空気の層の上に乗っている時(逆転層と呼ばれる)に発生し、水平線のその先に隠れて見えない船などを上空に浮かび上がらせる。とすればこの浮遊物体は水平線の向こうを航行する船舶である可能性が高い。

蜃気楼によって生じる現象は今回のようにきわめて目立つものであることが多く、この地でも長年にわたって何度もその発生が記録されているということだ。
最も一般的に観察されるのは海だが、陸上でも発生する可能性がある。特に砂漠や北極・南極ではきわめて遠くの蜃気楼を見ることができる。また浮かび上がる対象物は空中に浮いているだけでなく、実際よりも大きく見えたり、上下が逆になったりすることもある。
モニカさんの動画はYouTubeに投稿されるや世界中で話題になり瞬く間に再生回数を重ねた。そしてもちろん、これが蜃気楼ではない可能性もまったくないとは言い切れないかもしれない。
参考:「Unexplained Mysteries」、「NZ Herald」、ほか
※当記事は2020年の記事を再編集して掲載しています。
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
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2024.10.02 20:00心霊ニュージーランド沖に前代未聞の“豪邸型UFO”出現!?目撃者戦慄「非現実的な何か」その真相は…のページです。蜃気楼、ファタ・モルガーナ、クルーズ船などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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