陰謀論者のための究極のスーツ?電磁波を遮断し追跡から完全防御する純銀製スーツが発売!

現代社会において、政府や企業による個人の追跡を懸念する人々は少なくない。そんな中、イギリスの衣料ブランドVollebakが、電磁波を完全に遮断する純銀製の未来的なスーツを発表した。この「シールドスーツ」は、Wi-FiやBluetooth、さらには赤外線カメラによる検知もブロックし、着用者のプライバシーを完全に守るという。
NASAの技術を応用した“見えない”スーツ
Vollebakが開発した「シールドスーツ」は、NASAが火星探査機キュリオシティの試験に使用した電磁波遮断技術を応用している。表面には純銀が埋め込まれており、0.2GHzから10GHzの周波数帯域の電波やマイクロ波を遮断する。これには、Wi-FiやBluetooth、Kuバンドの衛星通信、さらにはレーダーの電波も含まれる。また、中・長波の赤外線放射も反射するため、暗闇でも赤外線カメラには映らない。
さらに、このスーツには特別なポケットが備わっており、スマートフォンを完全に封じ込める「ファラデーケージ」の機能を持つ。これは、1836年にイギリスの科学者マイケル・ファラデーによって発明された電磁シールド技術を応用したもので、データセンターや研究所、病院などで現在も使用されている。このポケットにスマートフォンを入れると、電源のオン・オフに関係なく、外部からの信号を完全に遮断できる。
Vollebakによれば、「ジャケットの左胸と右ポケットの内側にスマートフォン用のポケットを配置。形状は枕カバーのようになっており、デバイスを完全に包み込む設計だ。概念的には、電磁波に対する防水ポケットのようなもの」と説明している。これにより、追跡、ハッキング、着信のすべてを防ぐことが可能になる。そんなに遮断したいのなら、そもそもスマートフォンを持たなければいいのではないかという点は突っ込まないでおこう。

高額ながらもハイテク満載の未来服
このシールドスーツは、Vollebakがこれまで発表してきた数々の革新的なウェアの一つだ。同社は、溶岩にも耐える「アポカリプスジャケット」や、火星旅行用の「コクーンスーツ」など、先進的な衣服を数多く開発してきた。そして現在、同社は「ハリー・ポッターの透明マント」の開発にも取り組んでいるという。
この未来的なスーツは、純銀が持つ抗菌作用も兼ね備えており、細菌や微生物の繁殖を防ぐことで着用者の健康も守る。Vollebakは、ドイツのShieldex研究所と協力し、この特殊素材を開発した。同研究所は、デジタルフォレンジック(デジタルデバイスに記録された情報の回収と分析調査)、医療用繊維、航空宇宙技術、さらには火星探査機の開発に携わる最先端の研究機関である。
このスーツの価格は決して安くない。ジャケットは日本円で約47万円、パンツは約28万円と、セットで約75万円にもなる。しかし、近年、サイバー攻撃や地政学的不安定、宇宙放射線リスクが高まる中、Vollebakは「電磁波遮断はこれからの科学技術における次なる大きな課題」としており、このスーツはその答えの一つになり得るとしている。
現在、Vollebakの公式サイトでは予約注文が開始されており、2025年4月に発送予定だ。果たして、この最先端スーツは、未来の衣服のスタンダードとなるのか。それとも、SF映画のようなガジェットとして一部の人々の間で話題となるだけなのか、今後の動向が注目される。
参考:Daily Mail Online、ほか
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