“非人間的存在”とのコンタクトは行われていた！？「プロジェクト・アクエリアス」衝撃のリーク文書、元海軍大将の名も…

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　非人間存在とのコミュニケーションを図ることを目的とした極秘プログラムである「プロジェクト・アクエリアス」は存在していたのか――。巨大掲示板でプロジェクト・アクエリアスにまつわる情報がリークされている。

■「プロジェクト・アクエリアス」の機密文書がリークされる

　匿名のエンジニアが巨大掲示板「Reddit」に「プロジェクト・アクエリアス（Project Aquarius）」についての政府文書を投稿した。

　文書はジョン・スチュワートという人物が作成し2024年11月15日に提出されたレポートで、非公式の特別アクセス・プログラム（USAP）であるプロジェクト・アクエリアスに関する調査結果を包括的にまとめた概要である。

Investigation into Project Aquarius and Related Activities
byu/Loeder inUFOs

　文書によると、地球外生命体とホモ・サピエンスとのあらゆる相互作用を研究することを目的としていたとされるプロジェクト・アクエリアスは米国防情報局（DIA）の監督下で複数の機密施設で実行され、その主な目的は次の3つである。

1.墜落現場から回収された地球外生物の科学的分析。
2.地球外技術の国防および民間用途への適用の可能性の検討。
3.地球外文明との将来の交流のためのプロトコルの開発。

　プロジェクト・アクエリアスの主な運用施設は、アメリカ空軍が管理する地上施設である「S2アルファ」内にあったという。この施設内では、海軍情報部（注：海軍情報部は公式には存在しない）が、「ルッキンググラス計画」や「ガリレオ計画」などの特定のプログラムを監督し、いくつかの連邦機関から支援を受けていた。

　このリークで最も印象的な要素の1つは、アメリカ国家安全保障局（NSA）の元長官であり、元国家情報長官であったジョン・マイケル・マッコーネル海軍大将の名前が記されていることだ。

　情報を漏洩したエンジニアは彼を「UAPの知識管理者」の一人だと指摘している。マッコーネル氏は非人間的技術の回収と活用のための極秘プログラムに直接アクセスできていたことになる。

　これまでのところ、マッコーネル氏はこれらの疑惑に対して公に反応していないが、彼の経歴は、数十年にわたる高レベルの諜報活動に結びつけられており、UAPを含む新たな脅威の対策に協力したことが知られている。

　Xユーザーの「@Gandalf_ElPulpo」によると、政府の職を離れたマッコーネル氏は現在、経営コンサル会社「ブーズ・アレン（Booz Allen）」に勤務しているということだ。

　この件を取り上げたオルタナティブメディア「espaciomisterio」によると、経営者で超常現象研究家のロバート・ビゲロー氏の会社、ビゲロー・エアロスペース・アドバンスト・スペース・スタディーズ（BAASS）がプロジェクト・アクエリアスに関わっているという。そしてこの匿名のエンジニアは同社に勤務していたことが示唆されてくる。BAASSがプロジェクト・アクエリアスの“隠れ蓑”になっていた可能性もあるということだ。

I Was A Private Contractor for Various DoD Agencies – I am Speaking Now Because This Sh*t Has Gone too Far Off the Deep-End. I Will Provide (Some) Evidence
by inUFOs

　プロジェクト・アクエリアスは、立法府の監視や伝統的な指揮系統の及ばないところで運営されている、一種の隠されたスーパープログラムで、このUSAPは知られているものよりも高い権限を持つ科学者、技術者、軍人から構成され、そして最も驚くべきことは、それが地球外生命体との遭遇、非人間的生物との接触、さらにはエイリアン・アブダクション事件にも直接関係していることだ。

　この驚くべきリークはどの程度信憑性があるのだろうか。

　政府文書曝露系サイト「The Black Vault」の運営者であり、FOIA専門家の一人である ジョン・グリーンウォルド氏によれば、現時点ではプロジェクト・アクエリアスの存在を確認することはできないが、この匿名のエンジニアの証言は首尾一貫しており、特別アクセスプログラムに特有の概念や専門用語も正確に扱われているという。またプロジェクト・アクエリアスが実際に存在したとしても、DIAによって正式に要請または承認されたプロジェクトではないと考えられるということだ。

　はたしてプロジェクト・アクエリアスは存在していたのか。そしてどのような成果をあげていたのか。さらにプロジェクトの一部は今も何らかの形で続いているのだろうか。プロジェクト・アクエリアスの存在を裏付ける新たな情報に期待したい。

参考：「espaciomisterio」ほか

文＝仲田しんじ

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