なぜ政府は“地球外生命体の存在”を認めないのか?弁護士が暴露した「本当の理由」

米国政府は、なぜ頑なに地球外生命体の存在を認めないのか。社会がパニックに陥るのを恐れているから? それとも、私たちには理解できない深遠な理由があるから?
長年、政府の腐敗を調査してきたUFO研究家兼弁護士のダニー・シーハン氏は、「そのどちらも違う」と断言する。彼が暴露したその「本当の理由」は、私たちの想像よりも遥かに冷徹で、現実的なものだった。
社会の混乱は建前。本当の理由は“軍事的優位性”
元UFCチャンピオン、ジョルジュ・サンピエールとの対談で、シーハン氏はこの長年の謎に大胆な答えを提示した。彼によれば、政府が宇宙人との接触を隠蔽する理由はただ一つ、「地球における完全な軍事的優位性を維持するため」だというのだ。
「この問題を調査していくと、衝撃的で悲しい結論にたどり着きます。それは、米軍が自らの使命を『地球上の完全な軍事的支配を確立すること』だと考えているという事実です」と、シーハン氏は語る。
この考えに基づけば、答えは自ずと見えてくる。もし、自国の軍事力を遥かに凌駕するテクノロジーを持つ地球外生命体の存在を公に認めてしまえば、その「完全なる支配」という大前提が根底から覆されてしまう。
「彼らは、いかなる国家や存在にも、軍事的な衝突で我々を打ち負かす可能性をわずかでも許すわけにはいかないのです。すべては『我々が優位に立ち続ける』ため。それがすべてなのです」(シーハン氏)
脅迫と機密指定。徹底された“口封じ”の手口
シーハン氏によれば、この隠蔽工作は1947年のロズウェル事件以降、国防総省とCIAが共謀する形で、何十年にもわたって続けられてきたという。そして、その情報を守るための手口は極めて徹底している。
「軍や政府の内部で、この情報に少しでも触れた者は、誰であろうと脅迫されます。解雇をちらつかされ、昇進の道を絶たれるのです。そして、情報を『機密』に指定することで、もし誰かが口を割れば、刑事訴追できるようにするのです」(シーハン氏)
シーハン氏はさらに踏み込み、ベトナム戦争の目的の一つに「宇宙人捜索」があった可能性や、内部告発をしようとしていた化学技術者カレン・シルクウッドの謎の事故死に政府が関与していた可能性まで示唆する。

世界で始まる情報開示の波
このシーハン氏の衝撃的な告発は、あくまで一つの説に過ぎない。しかし、彼の言葉は、UFOや地球外生命体をめぐる議論に新たな視点をもたらしたことは間違いないだろう。
英国では米国の公聴会に倣い、軍関係者などがこれまで非開示契約や嘲笑を恐れて口を閉ざしてきた経験を証言するための、新たなフォーラム設立の動きが進んでいるという。日本でも超党派の「UFO議連」が発足しており、今後の活発な議論が期待されるところだ。
関連記事:【UFO議連総会レポ】非人間知性(NHI)の存在は“ほぼ確定”!?議員会館で交わされた衝撃証言の数々
政府が隠し続ける「真実」とは、一体何なのか。それは、シーハン氏が言うように軍事的な野心のためなのか。それとも、私たちの想像を絶する全く別の何かなのか。
世界中で高まる情報開示への圧力は、やがてその固く閉ざされた扉をこじ開けることになるのかもしれない。
参考:Daily Star、ほか
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