「12月25日から3年間の大洪水が来る」と予言した“現代のノア”、巨大な方舟を本気で建造中

世界の終わりは近い――。そんな終末論は数あれど、アフリカ・ガーナに現れた一人の男性は、ただ語るだけではなかった。彼は聖書の物語さながらに、自らの手で巨大な「ノアの方舟」を建造し始めたのだ。彼の予言と前代未聞の行動はTikTokを通じて世界中に拡散され、数百万人が固唾を飲んでその動向を見守っている。
「12月25日から3年間の大洪水が来る」
この現代のノアとして注目を集めているのは、「エボ・ジーザス」と名乗るガーナのコンテンツクリエイターだ。彼がTikTokで発信した予言は、あまりにも具体的で衝撃的だった。「来る12月25日、世界は終わりの日を迎える。止むことのない豪雨が降り始め、その大洪水は3年間続くであろう」と。
そして、彼はこの未曾有の災害から生き延びる唯一の方法として、旧約聖書に登場する「ノアの方舟」の建造を開始した。彼が投稿する動画には、木材で組まれた巨大な船の骨格が映し出されており、その壮大なプロジェクトが着々と進行している様子がうかがえる。彼は動画を通じて「この警告を無視してはならない。救われたい者は、来たるべき大洪水に備えよ」と真摯に訴えかけているのだ。
聖書の物語では、神は堕落した人類を滅ぼすために大洪水を起こし、善良なノアにだけ巨大な方舟の建造を命じた。ノアは家族と、地球上のすべての動物のつがいを船に乗せて難を逃れ、新たな世界の祖となった。エボ・ジーザスは、まさにこの物語を21世紀に再現しようとしているのである。

ネットを席巻する賛否両論と聖書からのツッコミ
彼の動画は瞬く間に拡散され、コメント欄は賛否両論で溢れかえった。
「蚊とゴキブリは置いていってくれ!頼む!」
「3年も乗るなら、エアコンとWi-Fiは必須だよね?」
といったユーモラスな反応が寄せられる一方で、「うちの国まで迎えに来てくれますか?」と真剣に救いを求める声も少なくない。
しかし、聖書に詳しいユーザーからは、冷静なツッコミも入っている。彼らが指摘するのは、ノアの物語の結末だ。大洪水の後、神は「二度と洪水によって世界を滅ぼすことはない」とノアと契約を結び、その証として空に虹をかけた――いわゆる「虹の契約」だ。この神の約束がある限り、世界規模の大洪水はあり得ない、というのが彼らの主張である。

審判の日はクリスマス、予言は的中するのか
そして運命の日とされるのは、12月25日。世界中が祝福と希望に包まれるクリスマスが、この予言によれば審判の始まりの日となる。この皮肉な設定も、人々の関心を一層引きつけている要因だろう。
果たして、エボ・ジーザスの予言は的中し、彼の方舟は人類を救う最後の希望となるのか。それとも、これまで歴史上に無数に現れては消えていった「世界の終わり」の予言の一つとして、人々の記憶から忘れ去られるのか。世界は今、ガーナで進む壮大な船の建造を見守っている……?
@ebojesus1 THE ARK IS ALMOST READY…#reels #fypシ゚ #fyp ♬ original sound – Mr Appiah
参考:Misterios do Mundo、ほか
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2024.10.02 20:00心霊「12月25日から3年間の大洪水が来る」と予言した“現代のノア”、巨大な方舟を本気で建造中のページです。預言、大洪水、ノアの方舟などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで