プーチンと習近平は“150歳まで生きる”!? 軍事パレードでマイクが拾った“臓器移植と長寿”談義の真相

中露二大巨頭のリーダーシップは今後さらに何十年も続いていくのか――。先日、中国・北京で行われた「戦勝節80周年記念閲兵式」に出席したロシアのプーチン大統領と習近平国家主席の間で「150歳まで生きる」ことについて合意が交わされていたという。
■プーチンと習近平の“不老長寿”雑談
2カ国の政府首脳がいつでも直通で話せる電話回線のことをホットラインと呼ぶが、そのマイク版を意味するホットマイク(hot mic)という呼び名もある。
会議や集会などではマイクやイヤホンを着けることもあるが、マイクが入っていることに気づかず、あるいは入っていても気にせずに個人的な雑談を交わすことがあってもおかしくはない。それが有名人同士の会話であれば「ホットマイク」と呼ばれ、るある意味では興味深い内容と見なされる。
先の9月3日、中国・北京で行われた軍事パレード「戦勝節80周年記念閲兵式」で顔を合わせたロシアのウラジーミル・プーチン大統領と習近平国家主席が交わしたホットマイクが話題だ。
プーチン大統領は北京に到着後、習近平国家主席から温かい歓迎を受け、握手を交わし、習近平はプーチンを「古い友人」と呼んだことが報じられている。
軍事パレード会場では習近平の先導で参加各国首脳が集団で歩く場面があったのだが、その時にプーチン大統領と習近平国家主席の間で交わされた短い雑談をマイクがとらえていた。なんとその話題は“臓器移植”と“長寿”であった。
ロイター通信とAP通信によると、プーチン大統領の言葉を伝えた通訳は中国語でこう語った。
「バイオテクノロジーの継続的な進歩により、人間の臓器移植はますます増えるだろう。私たちはますます若いまま生きられるようになり、おそらくは不死さえも達成できるだろう」(プーチン)
すると習主席は自分の声でこう答えた。
「今世紀中には、人々が150歳まで生きることが可能になるかもしれないと予想されている」(習近平)
2人のトップリーダーは150歳まで生きてこの先何十年もトップに君臨し続けるというのだろうか。ちなみに1953年生まれの習主席は72歳、1952年生まれのプーチン大統領は今年73歳になる。
なかなか興味深いホットマイクであるが、ある専門家はこの発言内容は驚くものではないと説明する。
シドニー工科大学の中国研究専門家、フォン・チョンイー氏は「ABC News」に対し、「歴史を通して、世界中の独裁者たちは不死を求めてきましたが、中国ではこの伝統はさらに古くから続いています。権威主義的な指導者たちは永遠の命を求めるためなら、どんな手段も辞さないでしょう」と述べた。二大巨頭は共に“不老不死”を手に入れようとしているのだろうか。
ロシアと中国は長年同盟関係にあり、プーチン大統領は以前にも中国との関係を称賛し、両国の関係は「前例のないほど高いレベル」にあるとかつて言及している。
2人の首脳はこの先も良好な関係を保ちながらリーダーシップを握り続けていくのだろうか。
軍事パレードには北朝鮮の金正恩氏も出席しており、首脳3人が並んで立つ珍しい光景も見られた。
第三次世界大戦への懸念はやや深まっているとも言えるのだが、プーチン大統領は最近、スロバキアのロベルト・フィツォ首相と会談し、モスクワによるヨーロッパへの攻撃の示唆は「挑発、あるいは無能」だと主張し、あらゆる懸念を否定している。
ウクライナでの戦火の行方、そして中国の台湾への野心は今後どのような軌跡を辿ることになるのか、事態は引き続き予断を許さない。
参考:「UNILAD」ほか
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2024.10.02 20:00心霊プーチンと習近平は“150歳まで生きる”!? 軍事パレードでマイクが拾った“臓器移植と長寿”談義の真相のページです。不老不死、習近平、プーチン、臓器移植、軍事パレードなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで