“スプーン型UFO”が出現?― 夜空に浮かぶ奇妙な物体群に専門家も困惑=イギリス

英国のヨークシャー州が、新たな「UFOのホットスポット」になりつつあるのかもしれない。同州リーズ市で、地元住民によって撮影された一連の奇妙な写真が、UFOコミュニティに大きな衝撃を与えている。
スプーン、球体、そして角笛――。伝統的な円盤型のイメージとはかけ離れた、あまりに奇妙な形状の飛行物体が、ヨークシャーの夜空をまるで幽霊のように漂っていたのだ。
深夜のヘディングリー上空に現れた“奇妙な乗組員たち”
これらの驚くべき写真を撮影したのは、地元住民で写真家のジェシー・ギャラガー氏である。彼は数ヶ月にわたり、深夜0時頃のヘディングリー地区の上空で、iPhoneを使ってこれらの不可解な物体を記録し続けた。
彼がDaily Mail紙に提供した写真には多様な形状のUFOが写っている。
「ズームすると、オーブは白または多色で、脈動しているのが見える」とギャラガー氏は語る。「ある映像では、月を背景にしており、興味深い遠近感が得られた。世界中で同様の物体のビデオを見たことがある」
スプーン、球体、そして“宇宙船の破片”?
公開された写真の中でも、特に奇妙なのが以下の物体だ。
・スプーン型UFO:幽霊のような銀色がかった青い光を放ち、細い光の流れが、より淡い円と繋がっている、まさにスプーンのような形状をしている。

・球体(オーブ)型UFO:より深い青色で、ほぼ球体をなし、周囲に微かな光の輪を放っている。

・角笛(あるいは円錐)型UFO:おそらく最も興味深い一枚。質感のある灰色の物体で、中央には穴のようなものが見える。その外見から、廃棄された機械の一部か、あるいは使用済みの宇宙船の破片ではないかとの憶測を呼んでいる。

専門家の見解と、もう一つの“円盤型UFO”
これらの写真に対し、英国のUFO研究家フィリップ・マントル氏は、「遠くにある光源の焦点が合っていない画像だ」と、慎重な見方を示す。「焦点が合っていない画像は、肉眼で見るのとは全く異なる光の形を作り出す。月の写真に見られるような、単なるレンズフレアである可能性も十分にある」。
しかし、ヨークシャーでの奇妙な目撃は、これだけでは終わらない。つい先週、近郊の丘陵地帯で、別の住民が、今度は非常に古典的な「円盤型UFO」の撮影に成功しているのだ。

撮影者のジョン・タナー氏によれば、10〜12枚撮影した写真のうち、たった一枚にだけ、この物体が写っていたという。
元英国国防省のUFO専門家、ニック・ポープ氏は、この写真について「撮影時には見えなかった異常が写っている場合、カメラの不具合か、あるいはレンズのすぐ近くを鳥や昆虫のような高速で動く物体が横切った可能性を疑う」と、いくつかの可能性を提示している。
ヨークシャーの空で、今、一体何が起きているのだろうか。それは、カメラのレンズが生み出した単なる幻影なのか。それとも、我々がまだ知らない、未知の何かが、本当にそこには存在するのだろうか。
参考:Daily Mail Online、ほか
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