【戦慄の接近遭遇】埼玉・熊谷上空に現れた巨大な“赤い立方体”UFO! “謎の日焼け”で顔の皮が…

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 最近でこそカプセル型や球体のUFOが話題になるが、依然として多くの人がUFOといえば円盤型を想像するのではないだろうか。しかし、世界には実に多様な形状の目撃報告が存在する。今回TOCANAは、現在埼玉県で会社経営者として活躍するMOTO氏に取材を敢行。彼がまだ19歳だった1997年の秋に埼玉県熊谷市で体験した、極めて特異なUFOとの接近遭遇事件について話を聞くことができた。しかも、その遭遇は一度きりではなく、翌年には遠くカナダの地で同じ物体と再会するという、数奇な体験へと続いていたのである。

深夜の帰宅途中に現れた“四角い光”

1997年のある秋の日、MOTO氏はコンビニのアルバイトを終え、午前0時を過ぎた頃、自宅へと歩いていた。実家は埼玉県熊谷市内の4階建てビル。自宅まであと数百メートルという地点で、彼はふと夜空に浮かぶ奇妙な光に気づいた。

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 それは明らかに星や航空機とは違う、四角い形をした赤い光だった。光は、彼の実家近くの上空で静かに滞空しているように見えた。

 好奇心を抑えきれず、MOTO氏は家に駆け込むと、まだ起きていた弟を「屋上から一緒に見よう」と誘った。二人で実家のビルの屋上へ上がると、件の物体はまだそこにいた。

呼びかけに応えるかのような接近

 最初はただ遠くで光っているに過ぎなかった。しかし、MOTO氏と弟が面白がって物体に向かって手を振ったり、「こっちこっち!」と呼びかけたりすると、信じられないことが起きた。物体がそれに応えるかのように、ゆっくりと高度を下げながら、こちらへ近づいてきたのである。

 得体の知れない物体が着実に大きくなってくる様子に、弟は恐怖を感じたのか「やっぱり怖い…」。そう言って屋上を降りてしまったという。

顔に熱を感じるほどの距離で見た“正体”

 一人残されたMOTO氏は、恐怖よりも好奇心が勝っていた。「もっとこっちに来い!」。彼はさらに挑発するように呼びかけ続けた。すると、赤い立方体はさらに接近し、その驚くべき姿を現した。

 それは、一辺が約20メートルはあろうかという巨大な立方体だった。全体が不気味な赤色に発光しており、特に8つの角はひときわ強い光を放っていたという。航空機のような窓や継ぎ目は一切見当たらず、無機質な機械というよりは、まるで心臓のように「鼓動」している、巨大な生命体のような印象を受けたそうだ。

 物体は、MOTO氏のすぐ近くまで接近。顔にじりじりとした熱を感じるほどの距離だった。「これはヤバいかもしれない」。さすがの彼も、その時になってようやく生命の危険を感じた。

 とっさに逃げ道を確保しようと、彼は一瞬だけ物体から視線を外し、背後にある屋上の出入り口を確認した。そして、再び空を見上げた、まさにその瞬間。

 あれほど巨大な赤い立方体は、何の音もなく、跡形もなく消え去っていた。

残された謎の“日焼け”

 翌日、MOTO氏の身体には奇妙な変化が起きていた。UFOと対峙していた顔が赤くなっていたのだ。そして数日後には、まるで真夏に海で日焼けしたかのように、顔の皮がむけ始めたという。

 謎の赤い立方体が放っていた熱、もしくは紫外線のようなものが原因だったのだろうか。この体験について、弟は今でも多くを語りたがらないという。日焼けという物理的な証拠まで残したこの夜の出来事は、MOTO氏の人生において、忘れられない強烈な記憶として刻まれている。

これだけでは終わらない、赤い立方体との遭遇

 埼玉県熊谷市での衝撃的な遭遇から約1年後。MOTO氏は再び、あの“赤い立方体”と対峙することになる。しかし、その舞台は日本から遠く離れたカナダ・アルバータ州の大自然の中だった。これは偶然の再会だったのか、それとも何者かによる追跡だったのだろうか。

満天の星が輝くカナダの山中で

 1998年の秋口、当時20歳だったMOTO氏はワーキングホリデーを利用し、カナダのバンフに滞在していた。ロッキー山脈に抱かれたバンフ国立公園は、街の明かりが届かない絶好の星空観測スポットとして知られる。

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バンフ国立公園の場所 画像は「Googleマップ」より

 その夜、MOTO氏は地元の友人たちと連れ立って山へ登り、満天の星を眺めていた。流れ星がいくつも見えるほどの美しい夜空に、誰もが心を奪われていた。しかし、見慣れている友人たちはしばらくして満足し、「じゃあな」と先に山を降りてしまった。

「もう少し見ていたいな」。そう思ったMOTO氏は、一人その場に残り、レジャーシートに寝転んで星空観測を続けていた。静寂と澄み切った空気が彼を包む、穏やかな時間だった。

あの赤い光が再び

 一人になってからどれくらいの時間が経っただろうか。ふと、夜空の一点に、見覚えのある赤い光が灯っていることに気づいた。

「まさか…」

 その光は、1年前に熊谷の空で見た、あの立方体と寸分違わぬものだった。日本から数千キロも離れた異国の地で、再び同じ物体に遭遇したのだ。MOTO氏は驚きと困惑で身動きが取れなくなった。

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 しかし、今回の物体の動きは前回と少し様子が違っていた。顔に熱を感じるほど接近してきた前回とは異なり、今回はある程度の距離を保ったまま、ゆっくりと空を遊泳している。行ったり来たり、時にはくるくると回ってみたり。まるで夜空を気ままに漂う鳥か、あるいはMOTO氏の存在に気づき、様子を窺っているかのようだった。

 寝転んだまま逃げ場もない状況だったが、前回ほどの恐怖は感じなかったという。彼はただ、呆然と目の前の幻想的な光景を見つめ続けていた。

薄れて消えた赤い残像

 しばらくの間、不思議な遊泳を続けていた赤い立方体は、やがてその光を徐々に弱めていった。飛び去るのではなく、まるでインクが水に溶けるように、その輪郭がだんだんと薄くなり、最後は夜空の闇に完全に溶け込んで消えてしまった。

 翌日、MOTO氏がこの出来事を現地の友人に話すと、意外な答えが返ってきた。「ああ、あの辺りでは、たまに何かが飛んでるよね」。彼らにとって、この空に現れる奇妙な光は、それほど珍しいものではないようだった。

 とはいえ、MOTO氏にとってこの体験は特別なものだ。日本とカナダ、全く異なる場所で同じ物体に二度も遭遇するという奇妙な偶然。それは本当に偶然だったのか。それとも、あの赤い立方体は、何らかの目的を持ってMOTO氏の前に現れたのだろうか。謎は深まるばかりである。

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MOTO氏が作成した“赤い立方体”の再現模型

赤い立方体との遭遇と、その後の不可解な現象

 日本とカナダ。国境も、時間も、距離も越えて、MOTO氏の前に二度も姿を現した謎の“赤い立方体”。果たして、これは単なる偶然の遭遇だったのだろうか。それとも、あの物体は明確な意志を持って彼に接近したのだろうか。その真相を知る術は、今となってはない。

 しかし、MOTO氏の不可思議な体験は、UFOの目撃だけにとどまらない。むしろ、本当の“謎”はその後に始まったのかもしれない。

 最初のUFO遭遇をきっかけに、彼の身には不可解な現象が頻発するようになる。それは、決まって就寝中に訪れた。天井がまるでプールの水面のようにゆらめく光で満たされ、その光がゆっくりと部屋に降りてくる。美しさに見とれて手を伸ばし、光に触れた瞬間、体は痺れて金縛り状態に。そして、その手を伸ばした姿勢のまま意識を失い、次に気づいた時には、固まった体のまま朝を迎えているのだという。

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 この奇妙な「光る金縛り」が数年間続いた後、それが収まると、今度は頻繁に幽体離脱を体験するようになったというから驚きだ。

 UFOの目撃と、その後に続いた超常体験。この二つの間に、何らかの因果関係はあるのだろうか。MOTO氏の体験は、我々の常識や科学的理解を遥かに超えた、未知の領域に触れるものであることは間違いない。

 この記事をお読みの方の中に、もしMOTO氏と同様の体験をした方がいらっしゃれば、ぜひTOCANA編集部まで情報をお寄せいただきたい。あなたのその体験が、世界の謎を解き明かす新たな一片となるかもしれない。

取材協力:MOTO氏(Xアカウント:@MOTO669029721

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文=渡邊存瀰

4代目TOCANA編集長
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