“世界で最も呪われている人形”「ノーマン」を手に入れた家族を襲う原因不明の厄災

「世界で最も呪われている人形」を購入した母親がその後に家の中で不吉な出来事が続いていると話している。
■「世界で最も呪われている人形」と共に暮らす家族
あるイギリス人男性が骨董市で二束三文で手に入れた人形「ノーマン」だが、その後にこの男性は命にかかわる虫垂破裂の症状に見舞われて緊急入院を余儀なくされ、さらに空気銃で腹部を銃撃され、車のブレーキ故障による事故、大幅な減給など立て続けに不運に見舞われた。
ノーマンの呪いに違いないと確信した男性はついに2023年にこの「世界で最も呪われている人形」を売りに出すことを決めた。
3人の子供を持つ母親は、キャンディス・コリンズさんは2023年6月にこの男性から「世界で最も呪われている人形」をeBayで購入した。

コリンズさんは超常現象研究家でもあり、呪われた人形や呪物の品々を収集しており、いつか超常現象博物館を開きたいと考えている。
2023年6月にノーマンが家にやってきて以来、コリンズさんはこの悪意に満ちた人形が家族に「多くの苦しみ」をもたらし、彼女の人生は奇妙な方向へと転じたと話している。
ニュースメディア「What’s The Jam」の取材でコリンズさんはノーマンが配送されてきた日のことを語っている。
「箱を開けた途端、部屋は凍えるほど冷たくなり、空気が重苦しく沈んでいきました。その時、この人形には何かが間違いなく憑りついているのだと分かりました」(コリンズさん)
コリンズさんの嫌な予感は現実のものとなる。
「私の健康状態はいつも良好だったわけではありませんが、コントロールできていました。でも人形が来てから、ずっと悪化してきました。関節炎と頭痛に悩まされているだけでなく、理由もなく突然アザが身体に現れます。背中には深い爪痕のような引っかき傷もあります」(コリンズさん)
それはパートナーの健康状態にも及んでいるという。
「パートナーのニックは股関節の手術が必要で、症状が悪化しています。まるで終わりのない不運のように感じます。この悪魔の人形のせいなのか、分かりませんが」(コリンズさん)
ある夜、就寝中のコリンズさんが目を覚ますと、ノーマンが3歳の子供とくすくす笑ったり、会話したりしているのを目撃したことがあったという。
「夜になると、息子が誰かと話しているのが聞こえます。笑っている様子もすごく変です」(コリンズさん)
そしてコリンズさんは毎晩のように悪夢を見るようになったという。
「悪夢を見ることもあり、困ったものです。溺れそうになったり、見えないものに襲われそうになったりして、パニックになって目が覚めてしまうんです。夢の中で手を噛まれる感覚さえありました。バスルームで何か音がするのを聞いたり、寝ている間に邪悪な声が私の名前を呼ぶのを聞いたり。すべてがとてもリアルに感じられました」(コリンズさん)

今ではコリンズさんは、ノーマンを家の中に放置せず、家族から遠ざけるために、庭の小さな離れに保管している。
「私は家族を守るために必要なことはすべてやります。セージ(ハーブ)、水晶、聖水など、できることは何でも使います」(コリンズさん)
それでもコリンズさんはこのノーマンを手放すつもりはないようだ。
「死後の世界が存在すること、そしてすべての物が悪なのではなく、ただ助けを必要としているだけであることを証明したいのです。でも次に何が起こるかわからないので、冷静さを保たないといけません」(コリンズさん)
コリンズさんの家族にこの先もっと酷いことが起こらないことを望むばかりだが、子供の頃から幽霊を見ているという超常現象研究家のコリンズさんならいつかノーマンの呪いを解くことができるのかもしれない。
参考:「Mirror」ほか
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