「ゴブリンの呪いだ」一家を襲う“謎の連続死”… 毎年“同じ時期”に家族が死に、墓には“呪いの壺”が=ジンバブエ

ジンバブエのある一家が、説明のつかない恐怖に苛まれている。「私たちの家族は、ゴブリンに呪われている」。2019年から始まったという謎の死の連鎖。12人いた家族は次々と命を落とし、今では7人にまで減ってしまった。
そして先日、亡き父親の墓の上で発見された、ナイフと色とりどりの布切れが入った不気味な壺。これは、単なる迷信か、それとも本当に、邪悪な何かが彼らを蝕んでいるのだろうか。
毎年繰り返される“死の連鎖”
この悲劇的な物語は、2019年に一家の母親であるメナラさんが亡くなったことから始まった。その時から、まるで何かの呪いが発動したかのように、毎年、ほぼ同じ時期に、家族が一人ずつ突然死するという、恐ろしい連鎖が続いているのだ。
「私たちは全部で12人いました。でも、今はもう7人しか残っていません」と、一家のアグネスさんは語る。「家族が次々と突然死んでいくのです。まるで、風に吹き飛ばされるアリのように」
地元メディアによれば、この奇妙な死のパターンに、家族は心身ともに追い詰められているという。
墓の上に置かれた“呪いの壺”
当初、周囲の人々はこの話を単なる迷信だと一蹴していた。しかし、3週間前、一家は彼らの恐怖を裏付ける、決定的な“証拠”を発見する。
亡き父親の墓の上に、見慣れない一つの壺が置かれているのを、家族が見つけたのだ。
「中には、一本のナイフと、様々な色の布切れが入っていました」とアグネスさんは証言する。「誰がこんなものを置いたのか、全く分かりません。でも、これが私たちの苦しみと関係しているとしか思えません」
墓の上に置かれた、呪術的な儀式を思わせる不気味な壺。それは、一家に向けられた明確な悪意の象徴なのか、それとも、彼らが信じる「ゴブリン」の仕業なのだろうか。

助けを求める家族の悲痛な叫び
謎の死の連鎖に加え、一家は深刻な経済的問題にも苦しんでいるという。彼らは、この不幸のすべてが、何者かによってかけられた「呪い」のせいだと固く信じている。
なすすべもなく、次々と家族を失っていく恐怖。追い詰められた彼らは、ついにこの話を公表することを決意した。
「この邪悪な力が、再び誰かを襲う前に…」。彼らは、この話を世間に伝えることで、この呪いを解き、一家を救ってくれる誰かが見つかることを、藁にもすがる思いで願っているのだ。
ジンバブエの片田舎で起きている、この不可解な悲劇。それは、アフリカの土着信仰が生んだ集団的な妄想なのか、それとも、私たちの理解を超えた、目に見えない何かが本当に存在するのだろうか。
参考:Mysterium Incognita、Coast to Coast AM、ほか
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2024.10.02 20:00心霊「ゴブリンの呪いだ」一家を襲う“謎の連続死”… 毎年“同じ時期”に家族が死に、墓には“呪いの壺”が=ジンバブエのページです。呪い、ゴブリン、ジンバブエなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで