2026年、“現代のノストラダムス”が警告する、第三次世界大戦と宇宙からの脅威

ブラジル出身の予言者、アトス・サロメ氏は、自らを「生けるノストラダムス」と称し、その不気味な予知能力で知られている。彼はこれまでにエリザベス女王の死や新型コロナウイルスのパンデミックを的中させたとされ、世界中の注目を集めてきた。
そんな彼が、2026年に向けて新たな予言を発表した。その内容は、極端な気象現象から国際紛争の激化まで多岐にわたり、来たる年が決して平穏ではないことを示唆している。
第三次世界大戦の影と北極圏での緊張
サロメ氏が最も懸念していることの一つが、第三次世界大戦勃発の可能性だ。2025年末にかけてロシアによる欧州への脅威が高まる中、2026年には紛争がさらにエスカレートする恐れがあると指摘している。NATO(北大西洋条約機構)のマーク・ルッテ事務総長も「ロシアはすでに我々の社会に対して隠密作戦を強化している」と警告しており、英国をはじめとする欧州諸国は「かつてない規模の戦争」に備えるよう促されている。
特に注目すべきは北極圏だ。チャタムハウス(王立国際問題研究所)の報告によれば、ロシアの北極圏への進出は欧州の安全保障上の重要課題となっている。サロメ氏は、「ロシアがミサイルシステムを北極圏の戦略的地域に移動させている」と述べ、2026年の氷解期にNATOとの直接的な衝突が起こる可能性が高まっていると警告する。さらに彼は、ロシアがサイバーセキュリティと防空体制を強化するために、2026年3月までに約80万人の予備役を招集する可能性があるとも予測している。


宇宙からの脅威:破壊的な太陽嵐
地上の争いだけでなく、宇宙からの脅威も迫っている。サロメ氏は2026年3月に、大規模な太陽嵐が発生し、地球規模での停電や通信障害を引き起こす可能性があると強く警告している。彼はこれを単なる予言ではなく、「科学的な裏付けのある物理的リスク」だと主張する。2024年以降、太陽活動は活発化しており、その不安定さは月を追うごとに増しているという。
NASAによれば、太陽嵐とは太陽から放出された粒子や磁場が太陽系内に噴出する現象であり、これらが地球に向かうと磁場を乱し、大規模な停電を引き起こす可能性がある。過去には1859年の「キャリントン・イベント」で、電報局で火災が発生するほどの強力な磁気嵐が記録されている。サロメ氏は、この現象が「突然、ほとんど前触れもなく」発生するため、最も緊急性の高い予言だと強調している。

科学と予言の狭間で
サロメ氏の予言は、不気味なほど具体的な科学的根拠や地政学的な状況とリンクしている。太陽活動のサイクルが約11年周期でピークを迎えるというNASAの見解とも一致しており、あながち絵空事とは言い切れない部分もある。しかし、NASAは同時に、一般市民への直接的な影響は限定的である可能性も示唆している。
「現代のノストラダムス」が見通す2026年は、戦争と宇宙災害という二つの大きな脅威に晒されている。彼の言葉が単なる杞憂に終わるのか、それとも現実の警鐘となるのか。私たちはその答えを、そう遠くない未来に知ることになるだろう。
参考:Mirror、ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊2026年、“現代のノストラダムス”が警告する、第三次世界大戦と宇宙からの脅威のページです。太陽嵐、アトス・サロメ、第三次世界大戦、2026年などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
