巨大なビッグフットが「見えない出入口」へ消えた!? 首筋に熱い吐息、謎の光の玉と「20分のはずが1時間以上」の奇妙な一夜

ビッグフットの目撃談といえば、森の奥で遠くに黒い影を見た、というものが大半だ。だが、ある男性が語る体験は、距離も展開もまるで違っていた。巨人は彼の真後ろに立ち、そして目の前で「消えた」というのである。
この証言は、男性の話を読者が書き起こし、米国の超常現象サイト「Phantoms and Monsters」を主宰するロン・ストリックラー氏のもとへ寄せたものだ。舞台は1989年、テネシー州ローン・マウンテンにある男性の姉の家だった。
月だと思った「黄橙色の光の玉」と消えた時間
目撃者によれば、男性は妻とともに姉の家を訪れ、数日間の観光を終えてくつろいでいた。昼間から何本か缶ビールを空け、夜はバーベキューを楽しんだという。
午後9時ごろ、ビールを取りに裏のポーチへ出ると、家の裏手の草地、約90m先に6頭ほどの鹿がいた。中には立派な角を持つ一頭も混じっていた。男性はそっと柵の角まで近づき、距離を55〜65mほどに詰めた。
ところが、柵にもたれた彼の目を奪ったのは鹿ではなかった。月だと思った黄橙色に光る球体が、これまで見たことがないほど巨大で、手を伸ばせば届きそうなほど近くに浮かんでいたのだ。
男性の感覚では、眺めていたのは20分ほど。しかし後で、実際には1時間以上が過ぎていたと知ったという。UFO研究でいう「ミッシングタイム(時間の欠落)」を思わせる話だが、その経過時間をどう確かめたのかは記されていない。
やがて首の後ろにくすぐったさを覚え、肩をすくめたり首を回したりしているうちに、鹿たちが突然驚いて逃げ去った。そこでようやく、光への集中が途切れたという。
顔まで20cm、身長約3mの「黒い壁」
そろそろ戻ろうと最後にもう一度「月」を見上げた瞬間、首筋に熱い吐息がかかった。同時に、巨大な胸の奥から響くような、低い唸りを聞いた、あるいは体で感じたという。
右肩越しに振り返ると、視界の端は黒い塊で埋まっていた。さらに体をひねると、自分の顔は相手の腹の上部からわずか20〜25cmの位置にあった。男性はそれをビッグフットだと確信したと語っている。
見上げた胸板は幅約1.4mで、胸筋は約15cmも盛り上がっていた。バスケットボール大の肩がさらに左右へ30cm以上張り出し、肩幅は少なくとも1.8m。男性の見立てでは身長約3m、体重は320〜360kgにもなるという。
腕は10〜15cmほどの黒っぽい毛に覆われ、類人猿に近い印象だった一方、胸は毛深いながらも人間に近く見えたそうだ。真下からの角度だったため顔はほとんど見えず、確認できたのは角ばった髭のある顎だけだった。

緑の幕の切れ目へ滑り込むように
目撃者によれば、すべては一瞬の出来事だった。前かがみだった巨体は身を起こし、男性の右側へ一歩下がって左脚を右脚の前で交差させた。その瞬間、体が目に見えない切れ目へ滑り込むように消えたという。
男性はこの様子を、映像合成用のグリーンスクリーンの裂け目を何かがすり抜けるようだったと例えている。ポータルなのか異次元の扉なのか、それ以外の何かなのかは分からないとしつつ、巨体がほぼ瞬時に消えたことだけは確かだと語った。悪臭はなく、馬のようなかすかなカビ臭さが残っていたそうだ。
もっとも、ストリックラー氏自身も、この証言には限界があると指摘している。夜間で、極端に見上げる角度から、ほんの一瞬見ただけであること。飲酒も本人が認めているが、量やタイミングは不明で、それだけで証言を退ける理由にはならないとしている。写真や物証、妻や姉の証言といった裏付けもなく、「ポータル」はあくまで男性の解釈にすぎない。
それでも、謎の光、食い違う時間、そして巨人の消失という三つの奇妙な出来事が、ひと晩のうちに重なった事実は残る。ビッグフットが森の奥ではなく「別の場所」から現れているのだとしたら、これまで誰も足跡の先を追い切れなかった理由も説明がつくのかもしれない。
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊巨大なビッグフットが「見えない出入口」へ消えた!? 首筋に熱い吐息、謎の光の玉と「20分のはずが1時間以上」の奇妙な一夜のページです。ビッグフット、異次元、ポータルなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで