現代の科学では説明不可能な世界の謎10!
4 製作者不明の石の人形
1889年7月、アメリカはアイダホ州のナンパ(Nampa)の街で、井戸掘りの作業中、地下320フィート(およそ16・6メートル)の場所から小さな人間の像が掘り出された。紛れもなく人間の手が作りだしたものであるにもかかわらず、その時代に人間がまだ現れていないこともまた明白だった。19世紀のアメリカは一時、この発見に沸いたが、その後、誰も手を出さぬままほったらかしにされてきた。「ありえない」というつぶやきとともに、ドアは後ろ手で閉じられたのだ。
5 岩がひとりでに動く NASAにも解明できない「荒野のセイリング・ストーン」の謎
アメリカ航空宇宙局(NASA)でさえ、説明できない現象がある。たとえば、カリフォルニア州とネバダ州の境に位置する国立公園「デスバレー」。そこにある干上がった湖「レーストラット・プラヤ」(Racetrack Playa)の底をひとりでに滑ってゆく岩の不思議だ。sailing stone とかsliding stoneとかslithering stone とか呼ばれるこの岩は、ほぼ完全に平で、南北2.5マイル、東西1.25マイルの、割れた泥で一面が覆(おお)われた湖底を、まるで意思を持つかのように進んでゆく。なかには何百ポンドもの岩もある。だが、実際に動いているところを目撃した者はまだいない。
6 3億年前の鉄ネジ
1998年夏、モスクワ南西部のカルーガ州(Kaluga)で、地上に落下した隕石の調査をしていたロシアの科学者たちが、内部に鉄のネジを含んだ岩のかけらを発見した。地質学者は、この岩を3億から3億2千万年前のものと推定している。
言うまでもなく、当時の地球には知的生命体だけでなく、恐竜すら現れてはいなかった。ネジは頭部とナットがはっきりと見え、長さは数センチほどで、直径は約3ミリメートルある。
7 不可解なアルミニウム塊
1974年のこと─。ルーマニアのトランシルヴァニア地方の街アイウド(Aiud)にほど近いムレシュ(Mures)川の堤で、2万年前のマストドンの化石のあいだから、くさび形をしたアルミニウムの塊が発見された。その表面を、少なくとも300〜400年前のものと思われる1ミリメートルの酸化物の層がとり巻いていた。アルミニウムは常に他の金属と混合した状態で見出されるが、このケースでは純粋なアルミニウムだった。
だが、人間がアルミニウムを見つけたのは1808年であり、大量生産がはじまるのが1885年であるのを考えれば、この300年前の工業製品は異常なものと言わざるをえない。現在もなお、この奇妙な客人は非公開のまま、調査研究中とされている。
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2024.10.02 20:00心霊現代の科学では説明不可能な世界の謎10!のページです。NASA、ピラミッド、謎、石川翠などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで