>  >  > 日本刀の最高傑作「大包平」とは?

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 日本刀には「名刀」として、その名が広く知られている刀が複数存在しています。明治時代以降に複数の刀剣関係者の間で定められたという、刀の出来栄えだけではなく由緒や逸話も含めた上で選ばれた名刀5振り「天下五剣」がその代表格ですが、それら以上の「現存するすべての日本刀中の最高傑作」と呼ばれる1振り、それが今回ご紹介する「大包平(おおかねひら)」です。


■国宝中の国宝、西の横綱、日本刀の最高傑作

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大包平「e国宝より引用」より引用

 日本刀には「横綱」と称される名刀が2振りあり、「天下五剣」の中でも特に「東の横綱」と呼ばれる「童子切安綱(どうじきり・やすつな)」に対して、「西の横綱」と呼ばれているのがこの「大包平」となっています。

 大包平は国宝指定を受けている太刀で、指定名称「太刀 銘 備前国包平作(名物 大包平)」と登録されています。現在日本で国宝指定されている日本刀は100本以上ありますが、その中でも大包平は「国宝中の国宝」とも呼ばれており、これら数々の称号を持ってすれば「大包平は日本一の名刀」と言っても過言ではありません。

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6文字の銘が切られている大包平の茎部分の拡大「e国宝より引用」より引用

 この「大包平」という通称の由来は、「刀匠包平の作った刀には珍しく、普通なら2文字"包平"である所を、他には見られない6文字"備前国包平作"と銘が切られている」というところから「6文字も銘を切ったのは、この刀が包平作の中でも会心の出来であったためだろう」と考えられており、そこから「包平の作った刀でも最高の包平」という意味で「大」が付けられた「大包平」と呼ばれているのです。

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