>  > 【インタビュー】頭蓋骨に穴、身体改造、ラブドール

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【世界のカウンターカルチャーを追い続ける男! ケロッピー前田という人物の謎に迫る![集中短期連載・第1回]】

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※ケロッピー前田氏(撮影・福田光睦)

 独自の目線や強いこだわりを持って世界や日本を巡る人々が体験談を語る超人気番組『クレイジー・ジャーニー』(TBS/毎週水曜日 23:56~放送)に、トカナで絶賛執筆中の身体改造ジャーナリストケロッピー前田が出演! 超過激映像とともに、驚愕のカウンターカルチャー “身体改造・ボディサスペンション”を紹介して話題となっている。

 ケロッピー前田とは一体何者なのか? 彼は、日本で最も身体改造に詳しいジャーナリストとして知られているばかりでなく、オカルト、現代アート、ハッカー、人類学まで幅広い知識と旺盛な行動力で常にカルチャーの現場に携わり、そのレポートを続けてきた。彼の編集者としてのキャリアは大学時代から始まり、白夜書房勤務を経て、フリーランスとなった。ピアスやタトゥーを含む身体改造の第一人者となってからは、海外シーンと日本をつなぎ、海外の身体改造アーティスト招聘や各種イベント、写真作品展などを通じて、取材者の枠を超えた先端カルチャーの啓蒙者となってきた。

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左・ボディサスペンション、右プラスティネーション(解剖標本)とケロッピー前田

 そればかりか、近年はアンダーグラウンドカルチャーとメジャーカルチャーを繋ぐインターフェース的役割を担っており、縄文時代のタトゥー復興プロジェクト「JOMON TRIBE」では、タトゥーカルチャーと縄文文化という一見異質に思われるものを見事に融合させ、その魅力を一般に知らしめ、国際的にも高く評価されている。「クレイジー・ジャーニー」をきっかけに大いに注目されているケロッピー前田のこれまで活動や人となりについて、トカナがズバズバっと迫ってみた。
(聞き手=トカナ編集部)

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画像は、『CRAZY TRIP 今を生き抜くための“最果て"世界の旅』(三才ブックス)

――アンダーグラウンドだと認識されていたケロッピー前田さんの活動が、ここ数年でメジャーとリンクしてきた背景は何でしょう?

ケロッピー「昨年出版した拙著『CRAZY TRIP 今を生き抜くための“最果て"世界の旅』(三才ブックス)はひとつの転機になったと思います。以前から、身体改造について、メジャーメディアからの問い合わせは結構受けていますけど、最近は海外取材をベースとした長年のリサーチもあって、カウンターカルチャー全般に精通している立場として、いろいろな要望に応えられるようになっています。カウンターカルチャーって、ネットで調べれば画像はすぐに見つけらるけど、どういうことなのか、すぐには理解できないじゃないですか。この21世紀の最先端のカルチャーを解説する役割を担っていると思いますね」


――身体改造は、これからは人工知能搭載のマイクロチップを埋め込んだり、そういう未来も予想されています。どうなって行くと思いますか?

ケロッピー「多くの人がイメージするSF映画のような状況になるにはまだ時間がかかります。見た目のドラスティックな変化というより、どちらかというと、新しいアイディアやヴィジョンが登場することを期待しています。過去にソ連が頭が犬で体がロボットみたいな生体実験をしてましたけど、僕らはそんなメチャクチャなことをしようとしているわけじゃないから。タトゥーやピアスの延長線上で可能な範囲で追求していて、ある種DIY的なところもあります。電子機器の埋め込みにしても、すごく小さなデバイスを埋め込んで全く新しい人間の感覚がひらけるみたいな、アイディア勝負みたいなところがありますね」


■今、最も注目したいカルチャーの国1、「ロシア」

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ロシア/撮影:ケロッピー前田

――なるほど、そこら辺の最新情報は、ケロッピーさんの今後のレポートでぜひ読ませてもらいたいですね。では、そろそろ本題のケロッピーさんが選ぶ今一番おもしろいカルチャーの国5選をお願いします!

ケロッピー「まずロシアでしょう。都市でいうなら、サンクトペテルブルクか、モスクワ」


――なぜロシアなんですか、美女が多いから?

ケロッピー「ロシアって、その国自体のカルチャーに強度があるんですよ。日本もそうだけど、世界のほとんどの国はアメリカ文化の影響を受けているわけだけど、ロシアはソ連時代からアメリカ文化を拒否し、いまもアメリカ的な価値観を受け入れているわけではないんですよ。いわば、アメリカ文化のカウンター、グローバリズムのカウンターというべき存在であるところが面白いんです」


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画像は、トレパネーション/ケロッピー前田撮影

――ロシアの情報って、出てこないですよね。ケロッピーさんにロシアで一冊作って欲しいくらいですよ。どういうところがアメリカ的じゃないんですか?

ケロッピー「それについては、アメリカとロシアは似ているところもあるんです。つまり、どちらも国がデカいでしょ。だから、とにかく大きく派手なものを作ろうとする傾向はあるわけ。でも、それぞれは全然違う発想で進んでいくんだよね。たとえば、頭蓋骨に穴を開けるトレバネーションにしても、意識が覚醒すると信じて本当に実践しちゃう一般人がいるのがアメリカで、それに対して、トレパネーションは老人ボケ防止のアンチエイジング効果があると仮定して大学の専門機関で真面目に研究しちゃうのがロシアという(笑)」

――なるほど、興味を持つものは似ているのにアプローチが真逆という(笑)

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