2つの頭を持つ子牛? 双子になるはずが… =モロッコ
奇形、たった一語の言葉ですが、そこから理屈では推し量れない負のイメージを連想してしまう方も少なくはないのではないでしょうか。それは繁殖、繁栄を根源とする生物ゆえの本能的なものなのかもしれません。
そんな奇形に生まれながらも地元の人々からお祝いの言葉を名づけられた子牛がいると英・ニュースサイト「Mirror」で紹介されました。
柔らかそうな毛並みに円らな瞳の一見可愛らしい子牛ですが、この子牛は二つの頭が結合した状態で生まれてきました。Polycephalyと呼ばれる、主に一卵性の双子になるはずの卵子の分裂異常が原因とされる多頭の一種なのだとか。
この子牛はモロッコの小さな村セフルで、年の瀬の迫る2013年12月30日に生まれました。その珍しい姿から周辺地域からは一目見ようと多くの人が足を運んだとのこと。
こうして一躍有名になった子牛に地元の人々は「サナ・サイダ」と名前をつけました。これはアラビア語で「ハッピーニューイヤー」という意味するのだそうです。
健康状態なども問題は無いらしく、人々の前で二つの口を使って食事をするところもみせたとか。地元の人々を賑わせた、ちょっと変わった姿の子牛、その名の通り幸多い年を過ごせると良いですね。
(石井洋平)
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