ブラジルの自称「イエス」インリ・クリスト(66)! 美女軍団に囲まれ、40回逮捕の超絶破天荒人生!!
世界に20億人を超える信者を持つキリスト教とは、紀元1世紀初頭にパレスチナで“神の国の福音を説く”活動を行ったナザレのイエスを、救世主キリストとして信じる宗教である。神の御子であるイエス・キリストは、罪多き人間を救うため、自ら十字架にかけられ絶命。死後3日目に復活し、天に昇ったと信じられている。
そんなイエスの生まれ変わりを自称する者は、今、世界各地に存在する。オーストラリアのカルト団「神の真実」の教祖であるアレン・ジョン・ミラー、ロシアのシベリア地方で活動するビサリオン師こと元警官のセルゲイ・トロップ、2012年に死去したと伝えられている世界基督教統一神霊協会の設立者、文鮮明もイエス・キリストの生まれ変わりだと言っていた。
■スクーターにまたがる、ブラジルのイエス、インリ・クリスト
御年66歳になるインリ・クリストは1948年3月22日、アルバロ・テイスとして、ブラジル南部のサンタカタリーナ州インダヤウに生まれた。両親は農業を営むドイツ系の敬虔なカトリック信者だったが、父が怪我をしてしまい働けなかったことから暮らしは貧しかった。インリは幼いころから労働を強いられ、学校にはほとんど通えなかったという。ちなみに、インリは母親のことを「私を育ててくれた女」、父親のことを「女の夫」と呼んでおり、両親だとは認めていない。 そして、陽気で楽天的な人が多いとされるブラジルにも、イエスの生まれ変わりであるという神のお告げを受けたという男がいる。女性信者たちに囲まれ、大型バイクや白いスクーターにまたがり、絶叫系ウォータースライドにも果敢に挑戦する、庶民的で親しみやすいインリ・クリストである。
■インリがインリ・クリストになるまでの神秘体験とは?
・力強い声が聞こえる
インリは幼い頃から、「力強い声」が彼の頭の中に語りかけるという不思議な経験をしてきた。この言葉に従い、彼は13歳で家を出て一人暮らしを開始。八百屋やパン屋、配達員、行商人、ウェイターとして働き生計を立てるようになった。なお、この間は教会に通うことはせず、むしろ無神論者だったそうだ。
・自称ノストラダムスの時代
21歳のとき、インリは「自称預言者&占星家」となり、「イウリ・デ・ノストラダムス」と名乗るようになった。2年後にはローカルTV局の番組に出演し視聴者を惹きつけるトークを展開して知名度を上げ、28歳のときに「近いうちに、スピリチュアルの限界を超える状態になる」と警告。そのことと関係あるのか突然ベジタリアンになり、翌年からリオデジャネイロの高級ホテル、コパカバーナ・パレス・ホテルに長期滞在するなど、羽振りの良い生活を送るようになった。30歳の年にはブラジルを出てラテン・アメリカをめぐりラジオでトークを行うツアーを展開している。
・頭がクリアになり、覚醒
そして、31歳のとき。インリは子供の頃から聞いていた「力強い声」に従い、チリのサンティアゴで急遽”断食”を行った。食を断ち、頭がクリアになった彼に、「力強い声」は、「わたしはあなたの父である」「アブラハム、イサク、ヤコブの神である」と説明。「あなたはポンティウス・ピラトゥスによって、2000年前十字架にはりつけになったイエス・キリストである」と打ち明け、「ナザレのイエス、ユダヤの王」という意味のインリと名乗るよう指示した。こうしてインリ・クリスト(クリスト=キリスト)になった彼は、イエス・キリストのような白いガウンにサンダル姿で世界各地を巡り、神の教えを説くようになったのだった。
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2024.10.02 20:00心霊ブラジルの自称「イエス」インリ・クリスト(66)! 美女軍団に囲まれ、40回逮捕の超絶破天荒人生!!のページです。逮捕、ブラジル、美女、イエス、インリ・クリストなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで