ブラジルの自称「イエス」インリ・クリスト(66)! 美女軍団に囲まれ、40回逮捕の超絶破天荒人生!!
■インリ・クリストの評判
「力強い声」により、イエスの生まれ変わりだと覚醒したインリは、これまでに27カ国を訪問。「ニューエイジの夜明けに平和が訪れること」を目指す彼のことを、暖かく迎える国もあった。フランスは、彼のことを「地球にキリストが戻ってきた」と報じ、同国のエリート養成機関、エコール・ポリテクニークにも招かれた。ポルトガルでも大勢のキリスト教信者が彼のことを歓迎し、ちょっとした騒動を巻き起こした。
しかし、資本主義や人工妊娠中絶に反対し、クリスマスをお祭りのように祝うことについて意義を唱える彼を「要注意人物/危険人物」だと見る国も多く、アメリカ、ベネズエラ、イギリスでは国外退去を受けている。逮捕されたことも40回をゆうに超えている。
■説教の内容は?
イエス・キリストそっくりの姿で「生まれ変わり」だと主張するインリは、うさん臭くもあるが、説教の内容はシンプルで分かりやすい。「クリスマスは金持ちが貧乏人を精神的にへこませる日になっている。貧乏な子どもたちはパンくずしかもらえないのに、金持ちの子どもたちはプレゼントを見せびらかす」「真実を見る目を持つ者にとっては、とてもとても悲しい日なのだ」と熱く語るインリに感銘する者も多く、英大手タブロイド「デイリー・メール」によると活動の拠点にしているブラジルだけでなく、イギリスやフランスなどに数百人の信者を持つという。
■美しい信者たち
インリはブラジリア郊外に「Soust」という名の教会施設を建て、そこで一部の信者たちと共同生活を送っている。最年長は32年間インリの教えを信じ続けている86歳の老女。最年少は2歳のときにインリに出会ったという24歳の女性で、共に暮らす信者のほとんどは不思議な色気を持つ女性だ。信者は、薄青色のシンプルなロングドレスを着用し、頭にはナースキャップのような白い帽子をかぶっており、一見すると看護師のように見える。彼らはインリの布教活動の手伝いをするほか、広大な敷地の畑でバナナ、アボカド、マンゴーや野菜を栽培し、生活を支えているという。
■美女が大活躍! 布教活動
信者たちによる布教活動の手伝いはとてもユニークなもので、人気歌手レディー・ガガのヒットソングを、インリを讃える替え歌にしてサイケに踊ったり、大型バイクにまたがるインリの後ろに乗りくねり踊るなど、数多くのプロモーション動画を制作しYouTubeに掲載。世界中の人々にインリを知ってもらおうと英語の字幕までつけており、彼女たちの真剣さが伝わってくる。また、彼女たちはインリと共にブラジルのテレビ局「Rede TV」の人気バラエティー番組『Pânico na TV』にも出演。サンパウロ近郊のウォーターパーク「Wet’n Wild」で絶叫系ウォータースライドに挑戦するなど、フリースタイルな布教活動を行っている。
布教動画の中には、教会施設内でパン生地をこねるインリと信者たちの姿もある。笑顔で腕を使いながら生地をこねるインリを、彼女たちが微笑みながら見守るという構図は、まるで精神病棟でリハビリする患者を見守る看護師のようにも見えてしまう。失礼だが、このように感じる者は少なくなく、イエスの生まれ変わりだと主張インリのことを「クレイジー」だと受けとめ、「精神的におかしいのでは?」だと言う者がとても多い。TVでもゲテモノ扱いされているが、インリは全てお見通しといった風で、「私はクレイジーかもしれないけど、アホじゃない」「狂気は精神錯乱が引き起こすもの。哲学者や預言者、発明家の母でもあるんだよ」と穏やかな口調で説いている。
■インリ・クリストの最終目的!
「私の使命は、このカオスな世界の終わりに起こる、避けることのできない核兵器による大虐殺の生存者を選び、新しい世界を作る準備を進めること。それが神のお望みなのだから」と語るインリ。独特な親しみやすい雰囲気で信者たちを魅了する彼が言う、「核兵器による大虐殺」がいつ起こるのか、気になるところだが、今、再びインリの注目度が上がっているということは、ひょっとしてその時が近いているからなのかもしれない。イエス・キリストの生まれ変わりだというインリの今後の言行を注意深く見守っていきたい。
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2024.10.02 20:00心霊ブラジルの自称「イエス」インリ・クリスト(66)! 美女軍団に囲まれ、40回逮捕の超絶破天荒人生!!のページです。逮捕、ブラジル、美女、イエス、インリ・クリストなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで