日常に潜む、「混乱を引き起こす方向」とは?
これはある展示会場で聞いた話ですが、「会場の順路を右にしたところ、混乱が起きた」という実例があるそうです。なんでも、右回り(時計回り)には、人間の精神を不安定にさせる効果があるのだとか…。今回はそんな「右回り」の謎に迫ります。
■「右回りの法則」を利用した施設
この、右回りの法則を利用しているのが、お化け屋敷やジェットコースターです。これらの大半は、より不安な感情を煽るために、わざと右回り構造で作られているのだそうです。ちなみに、富士急ハイランドの大人気恐怖アトラクション「最恐戦慄迷宮」も、右回りが基本となっています。逆に、メリーゴーランドのように、子どもが楽しむアトラクションは、左回りにな設計されていることが多いそうです。そして、意外なところでは、回転すしも右回り。この理由には諸説あるようですが、日本人に右目が利き目の人が多いこと。また、右利きが多いことから、皿を取るまでの判断時間が長くなることが関係しているそうです。
■実は「右回り」の非常階段。一体、なぜ?
さて皆さん、ビルに設置されている非常階段を思い浮かべてみてください。そして、あの階段を上っていく時を想像してください。右回りではないでしょうか?
しかし、緊急用に使用される非常階段がなぜ、“混乱を招く”右回りなのか疑問ではないでしょうか?
そう、階段を上る時に右回りということは、下る時は左回りなのですね。非常階段を使う非常事態の場合、下に向かって下るケースの方が多いですよね。つまり、非常階段はそもそも上るためには作られていないということになるのです。
ちなみに、東京タワーの大展望台まで繋がる外階段。約600段あるといわれる、あの階段は右回りに登っていくタイプ。よって本来は、下るために作られたものなのです!
右回りかどうかを調べれば、その設計がどんな目的やねらいで作られているのかがわかるんです。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
(文=タムケン)
※この話は、未確認噂話です。
<イベント情報>
「未確認噂話 首都神話トークライブ~第七十三夜~」
2014年4月17日(木)
開場:18:30/開演19:30
会場:新宿ロフトプラスワン
料金:前売¥1,800/当日\2,000(共に飲食代別)
※前売券はローソンチケットにて12月28日より発売開始
(Lコード:34716)
出演:島田秀平、スギ。(インスタントジョンソン)、長浜之人(キャン×キャン)、タムケン(放送作家)
ゲスト:ハマカーン、女性ゲストもお楽しみに!
お問い合わせ:新宿ロフトプラスワン(03-3205-6864)
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2024.10.02 20:00心霊日常に潜む、「混乱を引き起こす方向」とは?のページです。首都神話、タムケン、方向などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで