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葬儀

 中国では、葬式で誰も泣かないということは、故人が愛されていなかった事を示し、それは家族にとって不名誉なのだという。そこで生まれた職業が、「哭喪人(クサンロンー泣き女)」だ。彼らに号泣させ、他の会葬者も一緒に泣く雰囲気を作り出すのだという。また、忙しすぎて葬式に行けない時にも、代理として「泣き女」を雇う場合があるという。平均費用だが、約5万円で7人の「泣き女」グループが雇えるそうだ。

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画像は、「Mile Online」より

 4月5日付の「Mail Online」の記事で、泣き女のグループを率る、中国・福建省在住の女性チェン(35)について紹介されていた。記事によると、彼女の商売はとても繁盛しているという。「泣き女」として最も人気が高いのは若い女性で、男性の需要はほとんどないそうだ。もちろん仕事は、「より大きな声で泣きわめき、嘆き悲しむ」こと。そうすることで、雇用主も満足するのだという。


■「泣き女」は売れない役者

「泣き女」のほとんどは無名の役者なので、演技力は高いのだという。棺に取りすがり、地面に身を投げ出すような大げさな振る舞いもうまい。

 チェン自身は、地方のオペラ団に属していた元歌手だったが、経済的に厳しかったため、声を有利に使う「泣き女」を始め、生活は潤った。取材に対し、チェンは「自分の好きな『歌』に関連する仕事で、その上お金もたくさん貰えるので満足」と話す。さらに、「観客の前で衣装を着て、歌を歌う…自分にとってこれは女優の仕事と同じ」とも。実際に、泣き女たちはマイクを持ち、歌のように泣く者も多い。詳しくは次ページ動画を参照してみるといいだろう。

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