カッコよすぎる未来のギプス!! 骨折の治療速度38%アップ!?

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 骨折すると、私たちの脚や腕はギプスで固定されてしまいます。実はこのギプスの構造、300年前とまったく変わっていないのだそうです。ついにそんなギプスも、最新の技術によって生まれ変わる時を迎えた模様です。

カッコよすぎる未来のギプス!! 骨折の治療速度38%アップ!?の画像1画像は「The Daily Mail」より

 英紙「The Daily Mail」が今月22日に報じたところによると、この未来の革命的ギプス「Osteoid Medical Cast」を構想したのは、デザインを研究するトルコ人学生、Deniz Karasahinさん。

 彼は、現在の石膏製ギプスが重くてかさばる上、通気性を犠牲にしており、そのため痒みやニオイも酷く、水に晒すことも避けなければならない等、数々の問題点を抱える点に着目。それらを一気に解決しようと、4カ月にわたる研究に取り組みました。


■3Dプリンター製!

 そして完成したこの次世代ギプスは、3Dプリンターで製造されています。患者の腕や脚をスキャンしてモデリングされるため、サイズはぴったり。また独自のアルゴリズムを用いた網目状となるため、通気性も抜群。痒みやニオイに悩まされることもありません。

 さらにこのギプスの画期的な点は、ケガを「より早く、確実に」治してしまうことにあります。近年、超音波によって骨の癒合が促されることが分かり、次第に治療に取り入れらるようになってきましたが、その超音波装置も統合されているのです。毎日20分間、低出力超音波パルス(LIPUS)がピンポイントで骨に刺激を与えることにより、治癒の速度は38%も早まり、完治率も従来のギプスよりはるかに高くなるといいます。

■製品化を目指す!

 3Dプリント技術を用いて生まれたこの未来のギプスは、革新的なデザインとして様々な分野から称賛を受けていますが、Karasahinさんはまだまだ満足していない様子。製作に一番苦労した固定器具部分のさらなる改良や、今後の製品化を目指し、研究を継続するとしています。

 現代のギプスは、いかにも怪我人であることを周りに主張するかのような見た目をしています。しかしこの未来のギプスは、何やら進んでつけたくなるような(?)カッコ良さです。しかもデザインだけでなく、機能もスゴいとあれば、もはや何も言うことはありません。それにしても、3Dプリンターの用途の広がりには目を見張るものがあります。
(靄野大作)

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