動物にも「感謝の心」はあるか? 動物たちから人間へ、“とびきり”の恩返し4例

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■自宅の火災を州警察へ伝えに行きパトカーを誘導した英雄犬

 次も、米国の犬のケースだが、にわかには信じがたい話だ。

 2010年4月初旬のある夜のこと。アラスカ州にある家の納屋が火事になった。火は瞬く間に広がる。この家で飼われていたジャーマンシェパードのバディも危険を察知した。飼われていた主人から「誰かを呼んできてくれ!」と頼まれたバディは家を飛び出し、森林に囲まれた雪道をひた走ったところ、向かいから走ってくる車があった。

 それは、火災の通報を受けて現場に向かっていたが、GPSシステムがうまく動作せずに道に迷っていたパトカーだった。ただならぬ犬の様子に、警察官が犬の後について走って行くと、そこには燃えさかる家があった。作業場は燃え落ちてしまったが、母屋と主人一家の命は無事だった。

「誰かを呼んでこい」という命令を解した犬も偉いが、その意味するところを察した警察官の直感的な判断も賞賛に値するだろう。英語版になるが、こちらのYouTubeのニュース映像で、走るパトカーを誘導して走るバディの姿を映した動画とバディの写真が紹介されている。

バディの勇敢な背中!「YouTube」より


■飼い主が意識不明に陥るのを防いだ猫

 次は、カナダ、アルバート州での出来事だ。2012年に「EDMONTON JOURNAL」に掲載された記事によると、エドモントンに住む女性パトリシア・ピーターさんは飼い猫に命を助けられたのだという。

 猫の名はモンティ。動物愛護協会から引き取った、6.8Kgの茶トラのオス猫だ。モンティを引き取った3カ月後、当時糖尿病を発症していたパトリシアさんの指を、モンティがしきりに噛み始めた。何度押しのけても左手の指を噛み続けたのだ。

 嫌々彼女は起き上がった。すると、自分の体に異変に気づく。めまいや視界のブレがあったのだ。そのままベッドから起きて台所に行くと、モンティはカウンターの上に飛び乗り、糖尿病の検査キットの脇に座った。そのまま、血糖値を測ってみると、非常に低い値だった。

 後に医師から、あのまま気づかずに寝ていたら、意識不明の状態になっていただろうと言われたという。モンティは、その夜はずっと飼い主の脇にピッタリと張りついていたそうだ。

 モンティは主人の血糖値が急激に下がっていることを察し、彼女を助けようとしたようだ。もしそうでなかったとすれば、どのような説明がつけられるだろうか?

 著名な霊能者だった故宜保愛子氏によれば、動物にも人間同様の心があり、長年飼われていれば主人に対する恩を感じ、主人に危機が訪れれば身を挺してでも命を助けようとする動物もいるという。また、ペットたちは死後も飼い主に対する恩を忘れず、中には「守護霊」となって主人を護る犬や猫もいるそうだ。このような不思議な話でも、動物が好きで長年ペットを愛情深く飼っている人々にとっては、比較的容易に受け入れられるのかもしれない。

■百瀬直也(ももせ・なおや)
超常現象研究家、地震前兆研究家、ライター。25年のソフトウエア開発歴を生かしIT技術やデータ重視の調査研究が得意。ブログ:『探求三昧』、Web:『沙龍家』、Twitter:@noya_momose

※百瀬氏が企画・執筆したコンビニムック『予言・天変地異』(ダイアプレス)、発売中!

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