選挙結果に不満で、最高裁判所に呪いをかける男=インドネシア
プラボウォ・スビアント「Wikipedia」より10月にインドネシア大統領に就任したジョコ・ウィドド氏は、実は選挙戦では大変な苦戦を強いられた。
ジョコ氏は貧困層出身の革新的政治家として知られているが、それと同時にインドネシアでは旧来の軍人出身の政治家を求める傾向がまだ強い。大統領選挙でジョコ氏に対抗したプラボウォ・スビアント氏は、かつて陸軍戦略予備軍の司令官だった人物。農村部を中心に支持を広げ、大統領選ではジョコ氏に6ポイント差まで迫った。
選挙に敗れてからも、その支持を背景に選挙結果の不服を最高裁判所に訴え、最後の最後までその影響力をジョコ氏に見せつけた。
そしてプラボウォ氏は最高裁への提訴の際、何と呪術師の力を借りて選挙結果を覆そうとしていたのだ。
■謎の呪術師現る
プラボウォ陣営が選挙結果の不服を最高裁に提訴したのと同時に、西ジャワ州出身のエヤン・スルヨ・ブウォノという男性が裁判所前に陣を張った。
エヤン氏はそこで、プラボウォ陣営の逆転勝利を実現させるための儀式を始めたのだ。
呪いに使用されたクジャン「Wikipedia」より「この選挙結果には明らかな不正がある。プラボウォ氏は正直な人物だ。そんな彼を裏切ったことで、国民は悲しみに暮れている」
マスコミにそう語ったエヤン氏は、西ジャワ州に伝わる「クジャン」という短剣を用いて最高裁判所に呪術をかけたのだ。投票結果を覆さないと、裁判所関係者に祟りが下る……という意味である。
「選挙結果は嘘だ。この国に嘘つきはいらない。そして最高裁は、私の呪術を無視してはいけない」
力説するエヤン氏。彼は一貫して「プラボウォ陣営が正しい。ジョコ陣営が不正をしている」と訴えた。
それは本当だろうか?
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊選挙結果に不満で、最高裁判所に呪いをかける男=インドネシアのページです。呪い、澤田真一、ジョコ・ウィドド、プラボウォ、最高裁判所などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
心霊最新記事
人気記事ランキング17:35更新
- ・病院の外に駐車された車に潜む「幽霊」の顔?
- ・「私は消える」「全てが新たに動き出す」謎のメッセージとともに失踪した債務者! 不動産執行人が遭遇した”忘れられない不思議”とは?【事故物件】
- ・幽霊が多発する路線の駅員に聞いた“本当にあった怖すぎる話”!
- ・人身事故が多発する駅の恐怖「呪われた●番線の怨霊」
- ・本当にあった「眼帯」にまつわる超怖い話 ー 死んだ少年が付いて来る…
- ・本当にあった愛人の怖い話! 父の美しい愛人、狂いゆく母…怪談『水の女』!
- ・本当にあった職場の超怖い話「このビル、ヤバイですよ…」
- ・小学校で死んだいじめられっ子が目の前に出現! 家族を巻き込んでの“恐怖”
- ・次々と人が死ぬ団地の隣人にまつわる超怖い話
- ・Reddit史上最も奇妙な話4つが不思議すぎる…
