【奇習】女性器切除だけではない! 少女の胸にアイロンがけする「ブレストアイロニング」の残酷な実態!
カメルーンは西アフリカにあるサッカーの強豪国だが、同時に未だFGM(女性性器切除)が横行している国でもある。そして女性器割礼だけでなく、9歳~15歳の成長期の少女の胸に焼いた石や棒切れなどを押し当てる恐怖の奇習、「ブレストアイロニング」(胸アイロン)も行われているのだった。11月に英メディア「Express」がこれに関する記事を掲載するなど、今年に入ってから複数メディアが報じたことで注目が集まっている。
■少女の肉体の発育を隠すための奇習
奇習・ブレストアイロニングの理由たるや「思春期の胸のふくらみを隠すため」というのだからありえない。少女から大人の女性へと身体が変化していくのを遅らせることで、男たちからの好色な関心を避け、望まない妊娠やレイプに遭わないようにするのが目的、つまり親心からだという。
国連の調べでは、カメルーンだけでなく、トーゴ、ギニア共和国、南アフリカ、コートジボワールも含めて、およそ380万の10代の少女がこれまでにブレストアイロニングの犠牲になってきた。そして、この蛮習はアフリカ大陸だけでなくイギリスまで飛び火し、英国在住のカメルーン人の間でも密かに執り行われているというのだから耳を疑う。
女性と少女のためのチャリティー組織「CAME」の共同創立者マーガレット・ニューディワラ氏は「英国政府は国内での女性器切除を取り締まるより先に、ブレストアイロニングに対して方策を講じるべきである」と指摘している。しかし、具体的にどのくらいの数の少女が、どういう理由でアイロンされているかは全く不明で、よって告発のしようが無い。CAMEのスタッフは「男性の目を避けるのが本来の目的であるカメルーンと違い、イギリスのアフリカ人コミュニティでは古くからの因習に盲目的に従っているだけ」と発言してる。無知とは恐ろしい。
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