【ノーベル賞】歴代受賞者はオカルト好きばかり!? エイリアンに拉致された学者も!!
本日12月10日(現地時間)、2014年のノーベル賞授賞式がストックホルムにて開催される。今年のノーベル物理学賞には、青色発光ダイオード(LED)の研究・開発に貢献した3人の日本人学者、赤崎勇・名城大学教授、天野浩・名古屋大学教授、そして中村修二・カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授が選出された。日本人の受賞は、2012年に医学生理学賞を受賞した山中伸弥・京都大学教授以来の快挙であり、これで日本人受賞者の総数も22人となった。
今さら指摘するまでもないが、ノーベル賞とはダイナマイトの発明者として知られるスウェーデン人科学者アルフレッド・ノーベルが自分の遺産をもとに、物理学、化学、医学生理学、文学、平和、経済学の6分野において大きな業績を残した人物に贈るよう遺言で定めたもので、今なお世界でもっとも権威ある表彰となっている。過去の受賞者には、ヴィルヘルム・レントゲン、アルベルト・アインシュタン、ニールス・ボーアなど、文字通りその後の世界観を一変させる大発見を行った人物たちが名を連ねている。しかし、このような世界一の栄誉を受賞した科学者たちの中にも、実は超常現象に多大な関心を寄せていた人物が何人もいるのだ。
■オカルト全開の受賞者たち
アレクシス・カレル
1903年にノーベル医学生理学賞を受賞した、フランスの生物学者アレクシス・カレルは、医学生時代に自分の患者とともに、ピレネー山脈の麓にある「ルルドの泉」を訪れ、その治癒効果を目の当たりにし、生涯心霊現象に関心を持ち続けていた。
シャルル・リシェ
同じくフランスの生理学者で、1913年にノーベル医学生理学賞を受賞したシャルル・リシェは、イギリスの「心霊現象研究協会」にも所属し、エヴァ・カリエールやユーサピア・パラディーノなど、幾多の霊媒師たちが示す現象について自ら研究を行った。霊が物質化する際、霊媒師の体内から出る謎の物質を「エクトプラズム」と命名したのも、このリシェである。
ブライアン・ジョセフソン
物理学者で超能力研究に走った人物には、イギリスのブライアン・ジョセフソンがいる。1962年、ジョセフソンは若干22歳で「ジョセフソン素子」の原理を発見し、その功績で1973年にノーベル物理学賞を受賞した。しかしその後は、超心理学や意識の研究に没頭しており、「量子もつれ」と超心理現象を結びつける理論を提唱して物議を醸している。
そして、超常現象に好意的なノーベル賞受賞者の中でも極めつけは、おそらくアメリカの生化学者キャリー・マリスであろう。
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