宇宙人向け商品開発!? 60年前のマサチューセッツ工科大学の授業がユニーク!
2015.03.09 10:00
■突拍子もないことでもそこには大きな可能性が!

“マサチューセッツ銀河貿易会社”と名乗り授業を楽しむ学生の姿を見て一部の教師からは「ばかばかしい」と非難されることもあったが、アーノルド教授は固定概念にとらわれない“自由な発想”こそが今後の設計者や開発者を成長させるために必要なことであると考えていた。事実「アークトゥルス・ケーススタディ」は教授自身も大いに楽しんだという。また教授の下で学んだ卒業生たちは現在も様々な分野で活躍しており、成功を収めている者も多いそうだ。
さすがMIT、日本の教育文化とは違い余裕さえ感じるほどである。「宇宙人へ製品を輸出する」という小説のような話だとしても、その想像力から思いもつかないような製品やサービスが生み出される可能性が秘められているということだろう。
現在も多様な方面で活躍する卒業生たちは数多くの会社を設立し、約300万人もの雇用を生み出している。MITを「国家」と想定するとそのGDPはオーストラリアを超え世界第11位となるということだ。現在も未知なる可能性を秘めた学生たちが数多く学んでいるが、今後MIT卒業生からどのような製品が開発されるのか、実に楽しみである。
(文=遠野そら)
参考:「Popular Science」ほか
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