可愛い顔なのに“鼻がない”!! 1億9,700万人に1人「無鼻症」の赤ん坊が誕生!
■今後のイーライくんを待ち受けるもの
さて、鼻がないことを除けば、イーライくんの健康状態は極めて良好。誕生直後こそ口に酸素マスクをつけられ、新生児集中治療室(NICU)に入ったものの、すぐに口で息をするようになったという。さらに生後5日目、より空気を取り込みやすくするために気管切開の手術も受け、呼吸には何の支障もなくなった。
そう、幸いにも家族が当初恐れた最悪の事態は避けられたのだ。実は、「無鼻症」を抱えながらも元気に人生をまっとうできる可能性は高いという。むしろイーライくんにとって大きな問題は、鼻がないことでいじめにあう可能性や、検査や通院のためにかかる医療費だという。
さらに十数年後、思春期を迎えたイーライくんが、鼻の形成手術を希望する可能性もある。これは単純な話ではなく、「無鼻症」患者の脳は通常よりも下部に位置しているため、ホルモンの生成と分泌にかかわる下垂体にも影響が及びかねないのだという。母親のブランディさんは、「鼻がほしいと彼自身が思う時まで、必要のない手術はしないつもりです」と、イーライくんの成長と変化にあわせて最適な道を選択していくと語る。
■家族と周囲の愛に支えられて
今月2日、イーライくんは無事に退院し、家族との生活をスタートさせた。今後は、テキサス州の専門家のもとへ通院するなど、様々な面で出費がかさむが、一家の友人たちはFacebookページや募金ページを開設し、イーライくんの経過を報告するとともに寄付を呼びかけている。ネットユーザーからは、次々に温かいメッセージと支援が寄せられているようだ。またブランディさんは、北アイルランドに暮らすテッサちゃん(2)という「無鼻症」患者の母親とも交流をスタートさせ、勇気づけられているという。
「私たちは、ありのままのイーライで何も問題がないと考えています」
「鼻がないだけで、彼は健康そのものなのです」
「彼はとてもかわいい子です。隠すようなことはしません」
ブランディさんの言うとおり、イーライくんの顔はとても愛らしい。強くて優しいお母さんの愛に包まれながら、彼が健康で幸せな日々を送ることができるよう心から祈りたい。
(編集部)
参考:「AL.com」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊可愛い顔なのに“鼻がない”!! 1億9,700万人に1人「無鼻症」の赤ん坊が誕生!のページです。出産、赤ちゃん、鼻、病気、無鼻症などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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