イースター島のモアイ像には巨大な胴体があった!! 背中には謎のペトログリフも?

南米・チリの西方沖3,200kmに位置する「イースター島(ラパ・ヌイ)」。この絶海の孤島には、887体の巨石像「モアイ」が残されている。しかし、いつ・誰が・何のために・どのようにモアイ像を作ったのか、確たる証拠は未だに存在せず、世界7不思議のひとつとして現在も諸説入り乱れている状況だ。
さて、モアイと聞いて多くの人は、海に背を向けるように整然と並んだ上半身の姿を思い浮かべるのではないだろうか。しかし、それらは1956年以降に復元されたものであり、実際は1840年頃までにすべてが倒されてしまったのだという。現在も、ほとんどのモアイは横に倒れたり、胸や首の位置まで埋もれた状態で放置されているのだ。
ところが近年、このモアイに係る衝撃的な新事実が発見されたことをご存知だろうか? なんと、胸や首の位置まで土で覆われているモアイの一部には、地中に巨大な胴体が隠れているものがあるというのだ。
この事実が初めて明らかになったのは、米国人のジョー・アン・ ヴァン・ティルバーグ博士率いる「Easter Island Statue Project(EISP、イースター島モアイ像プロジェクト)」が、2011年末から2012年にかけて実施した第5次調査の時のことだ。
調査団は、巨大な胴体を持つモアイを発見するとともに、その背中には不思議なペトログリフ(文字や意匠など)が刻まれていることに気づいた。まるで“タトゥー”のようなペトログリフは、その模様から「輪と帯」と呼ばれることとなったが、博士によると「太陽と虹」を意味しているのではないかと考えられるという。
さらに驚くべきことに、巨大な胴体を持つモアイの周囲からは、マグロの骨も出土している。これは、モアイを作った人々に対する報奨として、海産物が与えられていた可能性を示しているのだとか。
現在、数枚の新しい写真がインターネット上に出回ったことで、巨大な胴体を持つモアイに再び各メディアの注目が集まっているが、これは世のオカルト好きにとって特に新鮮味のない周知の事実。ネット上には、古代の部族がこれほど高度な技術を持っていたはずがないという意見や、画像の合成を疑う声も巻き起こっているようだが、調査を進めるほどに謎が深まる島、それこそがイースター島なのだ。いつしか、この島にまつわる全ての謎が解き明かされる日がやって来るのだろうか?
(編集部)
参考:「The Daily Mirror」、「Easter Island Statue Project」、
「YAHOO! NEWS」、「FOX NEWS」、ほか
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