【閲覧注意】虐待された犬の口がもげそうに=米・フロリダ
最近、動物虐待事件をよく耳にする。首や脚を切られたネコが発見されたり、動物を虐待し、その様子をネットで配信した事件を覚えている読者の方もいることだろう。今回フロリダでは口を太いゴムバンドで縛られ、放置された犬が見つかった。多くの人がこのニュースにショックを受けている。
■口をゴムで固く縛られ放置されていた犬
7月18日のフロリダは酷暑であった。太いゴムバンドで口を縛られた犬がさまよっているという通報を受け、警察はその犬を保護した。その犬はすぐ、「コーラル・スプリング動物病院(Coral Springs Animal Hospital)」に連れて行かれ、診察を受けた。その結果、長期に渡り口をゴムで固く縛られていたため、その犬の口は腐りかけ、顎の骨は露出し舌の一部はすでに無くなっていた。診察にあたった獣医は、犬の口は2週間程度縛られていたと診断した。その犬は医師たちによって、「リバティ」と名付けられた。
「そのゴムバンドを切った時、リバティは『やっと息が出来る』と言うように大きく息を吸いました」とこの動物病院の看護師であるヘザー・ウェッセルさんはインタビューに応えた。またウェッセルさんは、リバティがどうやって2週間もの間、水も食物も無しに生きてこられたのか分からないとも話す。
マイアミ警察はこの事件を「重大な動物虐待犯罪」として調査中で、リバティの口をゴムバンドで縛り放置した人物を探している。リバティの首輪には名札がつけられていたことから、その後警察はリバティの本来の飼い主と連絡を取る事が出来た。飼い主の話によると犬の本当の名前は「プリンセス」。犬は7月12日に居なくなり、迷い犬の届けも出したが見つからなかったと言う。
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