【和歌山】自殺者続出?遊び半分で肝試しをすると不幸になると噂の「山深き公園」の謎!!

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「首吊りはあったと聞いたことがあるよ。詳しいことはわからないけれども、“そういう場所”なんじゃないかって、みんな言うから俺もあまり近寄りたくはないなぁ」(地元商店主)

 和歌山県和歌山市・加太にある森林公園。またの名を、恐竜公園ともいうこの場所は、大手私鉄最西端の駅として知られている南海電鉄加太線の加太駅から約4㎞の山間部に位置し、その名が示す通り、恐竜や動物たちを象った子ども向けのオブジェが点在している公園だ。

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 高所に位置する立地を生かす形で、園内には展望台や展望デッキなども設置され、また桜や紅葉といった樹木も比較的豊富に植えられていることから、四季折々の自然が楽しめる。まさに「人と自然のふれあい公園」という名が相応しい憩いの場である。しかし、あくまでそれは、この公園が持つ「ひとつの顔」に過ぎない。この公園について「近寄りたくない」と冒頭で語った地元商店の経営者は、我々の取材に対し、眉をひそめた。


「…そりゃそうだよ。だって一応は公園なんだから、子ども連れなんかが行くだろ? でもな、写真を撮ったりすると、写っちゃうなんて言われていてね。うちも、(公園が)できたばかりの頃は、下の子どもが小さかったもんだから何度か行ったけども、そうこうしているうちにみんなが“あそこは出る”なんて言い出すもんだから、気持ちが悪くなってしまってね。もう、しばらく行ってないよ」


 真偽のほどは定かではないが、この森林公園を巡っては、これまで実に様々な噂話が、地元民の間で流布されている。

「公衆トイレで首吊りが起きた」

「入った途端に空気が重いのがわかる」

「自殺者の霊に呼び寄せられて死ぬ人が多い」

「肝試しをしている若者が、地面から伸びた白い手に足を掴まれた」

「真夜中に派手なジャージを着た中年の男が一人でバットを振っていた」

「恐竜の歯が折れているが、あれは首を吊った際にできたキズらしい」

 と、その内容は実に様々であるが、たしかにその異様な雰囲気は、いわゆる「公園」のものとは違った、“別の何か”の空気を醸し出している。当地が三段壁やブラックビル、旧・由良トンネルなどといった県内の有名心霊スポットと、その知名度において肩を並べているのも、どこか頷ける話だ。

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