【絶滅危惧種】タガメ&ゲンゴロウ最強水生昆虫コンビ「そもそも昔からいないんじゃ…」
2015.09.27 16:00
日本最大のカメムシでありながら、臭くない水生昆虫・タガメ。そして、水生生物最大の甲虫で、名前がユニークなゲンゴロウ。現在、この2種の姿が見られなくなるのでは? と危惧されているのだが、「そもそも昔からいなかった」とする人が多い。
タガメは日本最大の水生昆虫であり、小魚、カエル、さらにはザリガニといった、水中の小動物を捕食する肉食性の昆虫。そのフォルムや凶暴性などから、一部に絶大な人気を誇り、環境管理さえできれば飼育はさほど難しくないため、ペットとして飼う人も多い。しかし近年、農薬の普及や環境破壊によって個体数が激減。絶滅危惧II類(環境省レッドリスト)に分類されている。
一方ゲンゴロウは、タガメより凶暴性は薄く、主に弱った小魚や昆虫を摂食することが多い。飼育も容易で水質悪化、エサ不足にも強い上に、寿命も数年と長く、見た目のかわいらしさもあって人気も高い。しかしタガメ同様、農薬、水質汚染、外来魚の無差別放流などで数を減らし、かつては大量に生息していたナミゲンゴロウ、オオゲンゴロウも、今では絶滅危惧II類(環境省レッドリスト)に指定されている。
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