元少年Aからメールの返事がきた「僕の抱える異常性の本質」

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元少年Aからメールの返事がきた「僕の抱える異常性の本質」の画像1※イメージ画像:『絶歌』(太田出版)

 1995年に起きた神戸連続児童殺傷事件で医療少年院に入った元少年A(32)が公開したホームページに掲載されていたメールアドレスにメールを出したところ、本人から返信があった。

 メールが届いたのは10月12日だ。件名は「元少年Aです」というシンプルなものだった。内容はブロマガ「元少年Aの“Q&少年A”」を始めた、というもの。Fc2のサービスで、配信は隔週月曜日。月額800円の有料のブロマガだ。そのブロマガの中で、私がメールで送った質問に対する返信もしているという。(ちなみに、メールそのものに返信内容はなかった。)

 月額800円という設定はオンラインのサービスの中では高額なものだ。「堀江貴文のブログでは言えない話」や「石田衣良ブックトーク『小説家と過ごす日曜日』」、「世田谷ベース ライブラリー by所ジョージ」「谷川俊太郎のポエメール デジタル」などと一緒の設定。とても強気の値段設定だ。

 ブロマガのトップには「おはようございます。元少年Aです。晩秋の朝、御目覚めはいかがですか?」との挨拶文があり、ナメクジを抱っこするイラストや触覚のポーズをとるイラストが描かれている。さらに、ブロマガを発行した理由について、こう説明している。  

ホームページ上にFAQコーナーを設けようかとも思ったのですが、想像に反して真摯な内容のメールが多かったため、誰でも気軽に覗けるホームページ上ではなく、元少年Aとよりディープに、魂の触角と触角が絡み合うようなやり取りができるよう、新たに別の場所を設けることにしました> ブロマガ「元少年Aの“Q&少年A”」より引用


■渋井哲也への返信

 早速ブロマガを見てみると、私への返信が一番最初に書かれていた。

 私だけでなく、多くのメディア関係者もメールを出していると聞いていたが、まさか私が1番最初に返信がくるとは……。ちなみに、ヤフー個人でコラムを掲載している新潟青陵大学の碓井真史教授の名前もブロマガに記され、元少年Aに宛てたメールと、その返信が記されていた。そのほか、『絶歌』やホームページの読者から届いた質問や感想にも答えていた。

 ちなみに、こうしたかたちで差出人のメールとその返事がブロマガに掲載されることは、元少年Aからのメールが届くまで知らなかった。とはいえ、メールで取材依頼をすることも多い私の場合は、ネットや第三者に内容を晒される場合を常に想定して送っているので、今回のようなことがあっても特に文句もないわけだが……。

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