【CARET文書】「エイリアン言語」の正体は『セーラームーン』の暗号だった!? 米ジャーナリストが公開した“非人間技術”画像に募る疑惑

2026年7月21日、米NewsNation所属のジャーナリスト、ロス・コールサート氏が、非人間由来とされるテクノロジーの画像や図面、そして地球外の言語体系とみられる文書を公開し、大きな話題となった。
「CARET」計画に由来するというこれらの資料は、一見すると未知の技術を記録した一級の機密文書のように見える。
だが、この”新発見”には大きな落とし穴があった。実はこれらの資料、2007年の時点ですでに捏造と判明していた代物だったのだ。
『CARET文書』が映し出す”非人間工学”の世界
コールサート氏が示したのは、「CARET(地球外テクノロジー商業応用研究)」という計画の名を冠した一連の資料だ。
5ページにわたる「言語分析入門書」、Q4-86の日付が付いた調査報告書、Q3-85の日付が入った目録ページなどが含まれていた。
中でも目を引いたのが、同心円状の渦巻きに30〜40個の未知の文字が配置された円形の図表で、非人間の言語のアルファベットを思わせる体裁になっていた。
🚨ÚLTIMA HORA | Ross Coulthart (@rosscoulthart) difunde imágenes de supuesta tecnología no humana en NewsNation 👽pero la verdad es muy distinta. 😱Te lo cuento todo aquí 👇https://t.co/cLG2xwpiyX pic.twitter.com/5ZwOYniW7t
— Josep Guijarro (@josepguijarro) July 21, 2026
セーラームーンの暗号——正体はデジタルアーティストの個人的な創作物
しかし、これらの資料の出どころは全く別のところにあった。制作者は「kolchak」「icze4r」の名で活動していたデジタルアーティスト、マーガレット・ゲル氏だ。彼女の作品が本人の同意なく流用されていたことが明らかになっている。
いわゆる「地球外言語」の正体は、ゲル氏が幼少期に負った脳外傷の後に作り上げた個人的な暗号だった。日本語のカタカナや、アニメ『セーラームーン』、ビデオゲーム『マラソン』への参照が組み込まれているという。実際に解読すると「ETERNAL SOLDIER SAILOR MOON(エターナル・ソルジャー・セーラームーン)」という一文が浮かび上がる。
この騒動には前史もある。2007年、「アイザック」と名乗る匿名の情報提供者が現れ、自分は米国防総省のコンピューター技術者で、カリフォルニア州パロアルトの地下施設でエイリアン技術の解読作業に従事していたと主張していた。

VFX専門家が下した「CG判定」と、使い回された『Xファイル』の一場面
2007年当時、視覚効果の専門家スティーブ・ニール氏とマーク・ダントニオ氏が、資料に添付されていた「ドローン」の写真を検証し、これらはコンピューターグラフィックスで生成された画像であると結論づけていた。
機密解除文書のアーカイブ「ザ・ブラックヴォールト」を運営するジョン・グリーンウォルド氏は、19年近く前に否定されたはずの資料に、報道機関がまたも信を置いてしまったことに驚きを隠せなかったという。
I turn my back for one second, and the CARET alien thing from 20+ years ago has returned.
— John Greenewald, Jr. (@theblackvault) July 20, 2026
At least we’ve graduated from resurrecting 1990s UFOlogy, to early 2000’s UFOLogy…
🙄🙄 pic.twitter.com/br98ooGEOc
コールサート氏はさらに、ロケット工学者ヴェルナー・フォン・ブラウンがNASAで超能力者ユリ・ゲラー氏に見せたとされる「エイリアンの遺体」の写真も披露した。だが、この写真の正体は、1997年放送のドラマ『Xファイル』のエピソード「REDUX」の一場面であり、特殊メイクアーティストのマイク・フィールズ氏が手掛けた小道具だったことが分かっている。
なぜ19年前に完全に否定された資料が、今また「新発見」として世に出回ったのか。インターネット上の情報は忘却されやすく、古い捏造がリサイクルされて拡散する土壌が常に存在している。
今回の一件が単なる調査不足によるものなのか、それとも拡散を優先するアルゴリズムの影響なのか、あるいはもっと意図的な何かが働いていたのか——その答えはまだ出ていない。
参考:Espacio Misterio、ほか
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2024.10.02 20:00心霊【CARET文書】「エイリアン言語」の正体は『セーラームーン』の暗号だった!? 米ジャーナリストが公開した“非人間技術”画像に募る疑惑のページです。エイリアン、テクノロジー、言語などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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