カラスが“葬式”をする謎 ― 人の顔を1年以上記憶する驚異の頭脳と社会性が判明!
■記憶される捕食者たち
さることながら、本当に興味深いのはその後の経過である。
はく製を利用した実験から6週間が過ぎた後も、カラスたちは“危険な人間”を判別しうることが明らかとなったのだ。カラスは人の顔を認識するための優れた記憶力を持っており、その記憶は1年以上持続するとスウィフトさんは考えている。
「カラスたちが死体への接近に基づいて新しい捕食者を学習するのみならず、他の捕食者についても長く記憶に残していたことは、私にとっては信じられないほど素晴らしく感じられます。これは本当に驚きですよ」(ケイリー・スウィフト氏)
もっとも彼女の驚きとは裏腹に、それは順当な帰結であるのかもしれない。カラスの賢さを物語るエピソードは、枚挙にいとまがない。
時にコーヒーやビールを飲み、暖をとるために照明のスイッチを入れ、道具を作り上げては利用し、協力して缶入りのチーズスプレーを噴射するカラスたち。一説には彼らの知能は、7歳の子どもにさえ匹敵するという。
実験に関与した同大学のジョン・マーズラフ博士(Dr John Marzluff)は、2014年のインタビューで、カラスたちを研究することの意義について語っている。
「カラスたちは、私たちが毎日歩み去るうつろな景色の欠片ではありません。彼らはとても思慮深く感情的な動物であり、物事に対して我々と非常によく似た反応を示します。それを理解することが大切なんですよ」(ジョン・マーズラフ博士)
カラスは日常の風景に紛れた、無視できない頭脳の持ち主なのだ。
(文=Forest)
参考:「Daily Mail」、Corvid Research」、「KCTS9」ほか
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2024.10.02 20:00心霊カラスが“葬式”をする謎 ― 人の顔を1年以上記憶する驚異の頭脳と社会性が判明!のページです。カラス、鳥、知能、葬式、Forest、習性などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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