左翼・過激派系書店「模索舎」が選ぶ、絶対に読んでおきたい「テロ」関連文献6選
2015.10.26 10:00
【2】『憂国か革命かテロリズムの季節のはじまり』 著:鹿砦社編集部編/鹿砦社
鈴木邦男氏が若松孝二監督、フラメンコダンサーの板坂剛氏と語る浅沼稲次郎刺殺事件の山口二矢、嶋中事件、三島由紀夫。なお、復刻資料として大江健三郎「政治少年死す セヴンティーン第2部」、深沢七郎「風流夢譚」、「これがおいらの祖國だナ日記」が本書に収録されているのもレア。
【3】『新装版・黒旗黒旗水滸伝』 原作:竹中労、画:かわぐちかいじ画/皓星社
反骨のルポライター・竹中労の原作、そして若き日のかわぐちかいじが描く大正アナキスト群像。関東大震災で官憲によって虐殺された大杉栄。貧民窟で蠢いていた「ギロチン社」のアナキストの若者たちは大杉栄を虐殺した国家への復讐へと動く。『大正アナキスト覚え帖 関東大震災90年』(アナキズム文献センター)もあわせておすすめしたい。
【4】『昭和の劇:映画脚本家・笠原和夫』 著:笠原和夫、スガ秀美、荒井晴彦/太田出版
1969年、全共闘運動全盛のこの時期に東映は桜田門外の変から血盟団事件、二・二六事件まで日本のテロの歴史を描いた『日本暗殺秘録』(中島貞夫監督)を公開した。本書でのインタビューで脚本を手がけた笠原和夫はテロリストのある種の輝きを描きたかったと述べている。本映画では血盟団事件について長い尺がとられているが、小沼正を熱演する若き日の千葉真一などをスクリーンで観てほしい。
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊左翼・過激派系書店「模索舎」が選ぶ、絶対に読んでおきたい「テロ」関連文献6選のページです。平田宏利、テロ特集、模索舎などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
UFO・宇宙人最新記事
人気記事ランキング11:35更新
- ・人間の言葉を真似する“シロイルカ”の映像が人々を恐怖に陥れる
- ・“超絶肉食ダイエット”の危険性!手からコレステロールが滲み出た男
- ・“宇宙人のミイラ”は本物か? 研究者は「100%本物」と主張
- ・本当は怖い「日本の節分」!絶対に後ろを振り返ってはいけない!?
- ・電磁波を遮断し追跡から完全防御する純銀製スーツが発売
- ・遭難中に右腕の切断を決意した登山家
- ・2025年、人類はついに地球外生命の存在を知るのか?
- ・超能力者が予言したトランプ大統領の就任式とその先
- ・ワシントン航空事故に陰謀論が浮上 「内部の仕業」との主張も
- ・映画史上初の“人食い”人形映画『The Doll's Revenge(1907年)』がヤバすぎる
- ・人間の言葉を真似する“シロイルカ”の映像が人々を恐怖に陥れる
- ・“超絶肉食ダイエット”の危険性!手からコレステロールが滲み出た男
- ・“宇宙人のミイラ”は本物か? 研究者は「100%本物」と主張
- ・本当は怖い「日本の節分」!絶対に後ろを振り返ってはいけない!?
- ・電磁波を遮断し追跡から完全防御する純銀製スーツが発売
- ・遭難中に右腕の切断を決意した登山家
- ・2025年、人類はついに地球外生命の存在を知るのか?
- ・超能力者が予言したトランプ大統領の就任式とその先
- ・ワシントン航空事故に陰謀論が浮上 「内部の仕業」との主張も
- ・映画史上初の“人食い”人形映画『The Doll's Revenge(1907年)』がヤバすぎる
編集部 PICK UP