医者は「4人に1人がうつ」のブラック職業?医療ミスの原因に繋がる可能性も?

関連キーワード:

,

,

,

医者は「4人に1人がうつ」のブラック職業?医療ミスの原因に繋がる可能性も?の画像1画像は「UofMHealth.org」より引用

 今月、政府は来年度の診療報酬見直しに関して、マイナス改定をする方針を固めた。もちろん、診療報酬が直接医者の収入になるわけではないが、国の財政事情が改善するまでは、医療業界にとっては厳しい話が続きそうだ。

 そんな時代であっても、医者を志す若者はたくさんいる。しかし、そんな彼らの心を更にへし折るような研究が8日、「米国医師会雑誌」に発表された。なんと、研修医の4人に1人は「抑うつ状態」に陥るというのだ。

■50年以上に渡る大規模な調査

 ハーバード大学のダクラス・マタ博士らは、現役研修医を含んだ研究チームを結成し、研究議題としてしばしば話題となる、「研修医の何割がうつ状態であり、どのように推移しているのか」について、包括的な調査を行うことを決めた。

 そこで、1963年1月から2015年9月までの間に行われてきた、54の先行研究を統合・集計し、17,560人の研修医のデータを調査したところ、抑うつ状態であるとみなされたのは4,969人にものぼり、割合にして28%に達したのだ。さらに悪いことに、その割合はこの50年間で増加してきていることも判明した。

 研究チームの一人で、ミシガン大学の精神科医であるスリジャン・セン博士は、「ここ何年か、研修医のメンタルヘルスの改善に取り組んでいただけに、この増加傾向は重大なことだ」と、結果を危惧している。

医者は「4人に1人がうつ」のブラック職業?医療ミスの原因に繋がる可能性も?のページです。などの最新ニュースは知的好奇心を刺激するニュースを配信するTOCANAで