「新国立競技場の設計案がオカルトすぎる件」について説明します
「今回の新国立競技場計画案のひとつが、スピリチュアルだと話題になっていますが、日本の都市づくりや国をあげた建設物などには昔からこのようなスピリチュアルな部分が多く影響を及ぼしているんです。例えばですが、日本は飛鳥京(奈良)、平安京(京都)、東京…と、遷都を繰り返していますが、それに伴う新しい都市づくりの際には、なにかしらのスピリチュアルなものに頼って都市を建設してきているんです。それは諸外国でも同様であり、パリやワシントンDCなども東洋占星術や東洋魔術などの力を取り入れて建造物が建てられています。ゲン担ぎのようなものかもしれませんが、時の権力者たちはこのようなものを頼ることが多いんです(笑)。
言ってしまえば過去をさかのぼれば、誰でもやってきたことを改めて行っているに過ぎません。ましてや今回の『新国立競技場』建設は、東京五輪の会場になることもあり、いわば国をあげてのイベントを行う場所です。このようなものに、スピリチュアルなバックグラウンドを持ってこないことのほうがおかしいくらいですよ」(神谷氏)
建設者の意図は不明だが、歴史に鑑みれば、スピリチュアルな力を都市づくりや建設物に盛り込むのは何ら不可思議なことでもないという。だが、神谷氏は今回の建設計画には奇妙な因果関係のようなものを感じると続ける。
「今回注目すべきなのは、オカルトやスピリチュアルと言われても仕方ない部分を資料の中に盛り込み、世間に公表したこと。これは非常に珍しいなと思います。なぜアピールしているのかは興味深いです。
そこには、安倍政権が保守派と言われていることが少なからず関係している可能性もあるのではないでしょうか。安倍氏の強めの発言内容からも言葉には力が宿る(=唯心論的=スピリチュアル)という考え方が根底にあることは明らかですからね」(神谷氏)
つまり、オカルトには心霊話がつきものであるが幽霊を信じるということは、森羅万象に神を見るアニミズム的思考(=神道的)、つまり保守的な思想に近しいということだ。もしかすると、設計者は、安倍政権と保守とスピリチュアルがリンクしていることに気付いたうえでこの技術案を提出したのかもしれない。今回公表されたふたつの案のうち、どちらが採用されるのかは、今月末に決定されるという。スピリチュアルの概念を表に出したことが吉と出るか凶と出るか、結果を興味深く見守りたい。
(文=編集部)
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