「月面着陸は捏造、私が撮影した」スタンリー・キューブリック死後15年目の告白動画が話題! やはりNASAは月の秘密を隠している?
■死後15年目の告白
20世紀の巨匠スタンリー・キューブリック。『博士の異常な愛情』(1964年)、『時計じかけのオレンジ』(1971年)、『シャイニング』(1980年)、『フルメタル・ジャケット』(1987年)など、次々と衝撃の名作を世に送り出して来た。
異常なまでの完璧主義者で、非の打ち所のない映像美を作り上げてきた彼の作品は、現在でも通用する斬新さがあり、古さをまったく感じさせない。例えばSF映画の金字塔と呼ばれる『2001年宇宙の旅』(1968年)は、これまでの古典的なSF映画の常識を打ち破った超大作であった。
そんなキューブリックが「NASAの『アポロ月面着陸の偽シーン撮影』を監督した」と告白した動画が今月ネット上で公開され、話題となっている。
このインタビュー動画は、キューブリックが死亡する3日前に撮影されたという。彼が死亡したのは1999年3月7日であり、また、彼がアポロ月面着陸の映像をNASAに協力して撮影したという陰謀説が昔からささやかれていることから、なぜ今頃になって公開したのか?と思う人も多いかもしれない。実は、この動画はキューブリックの死後15年たってからでなければ公開してはならないという約束だったのだ。
■おさまることのないアポロ計画陰謀論
これまでも「アポロは月に降り立っていないのではないか?」という話は、何度も取り沙汰されていた。半世紀近く経った今もその論争が続いている状態なのである。
1969年、アポロ11号による人類初の月面着陸に世界中が沸き立った。この様子は世界に中継され、人類は歴史的瞬間に興奮したのだった。
だが、まもなくすると月面で撮影された映像に疑惑が沸き起こる。空気がないはずの月ではためく星条旗、太陽は1つなのにさまざまな方向に向いている影、合成と思わせるような画像……またそもそも、地球を取り巻く人体に有害な放射能の帯「ヴァン・アレン帯」を、当時の薄い鉄板の宇宙船で通り抜けて宇宙飛行士たちは死ななかったのだろうか?
それらの疑問はすべて専門家によって説明されてきた。しかし、NASAはアポロ11号月面着陸に関するオリジナル映像や記録データを紛失したという。そのような貴重なものをなぜ失くすのだろう? 何かを隠蔽するためなのか。
早稲田大学名誉教授の大槻教授は、超常現象を科学的見地から否定する人物として有名だ。その教授が、アポロ11号が月から持ち帰った石を東京大学の物性研究所で研究したところ、「ただの石ころ」としか結果が出ず、本当に月のものかどうか疑わしいと述べている。それでも、大槻教授はアポロ11号の月面着陸捏造説があることに関してはノーコメントとしているが、これ以外にも新たな疑惑が続々と浮上している。
その再反論で、月に行ったことの証拠として月面に置いた反射鏡があり、地球から反射実験しているというが、これは無人探索機でも置いてこられるので、有人探査の証拠としては弱いだろう。
そして、とうとう巨匠スタンリー・キューブリックによって「月面着陸の映像は撮影された」という説まで流れ出したのだ。
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