「2025年、子どもの半数が自閉症に!!」 背後に巨大バイオ企業とロックフェラー家の影

「2025年、子どもの半数が自閉症に!!」 背後に巨大バイオ企業とロックフェラー家の影の画像1画像は「Wikipedia」より引用

 1970年代、自閉症と診断された子どもは、1万に1人程度の割合であった。しかし、2009年には100人に1人の子どもが自閉傾向を持つようになったともいわれている。もちろん、自閉症の診断基準の変化も背景と考えられるが、それにしてもこの急激な変動は、ほかにも理由があるのではないかという疑いを生む。

 この事態について、米国マサチューセッツ工科大学のステファニー・セネフ氏が、このペースで増加が続くとすると、2025年には2人に1人が自閉症であると予想し、社会に警鐘を鳴らしている。そして彼女は、この急激な変化を引き起こしたものとして、われわれの食生活を支えている“あるもの”の名を挙げたのであった。

■除草剤が原因?

 セネフ氏は、自閉症の子どもが急増している様子を描いたグラフに、“あるもの”の使用量を重ね合わせ、その因果関係を疑っている。それは、1970年にモンサント社が開発した「ラウンドアップ」という除草剤だ。植物の代謝を阻害する作用を持ち、すべての植物を枯らせてしまう効力を持つ。

 以前は雑草に対してのみ使用されていたが、現在では作物に対しても散布されている。それは、作物の遺伝子を組み換えて、ラウンドアップに対する耐性をもたせているからだ。もちろん、その遺伝子組み換え作物(GMO)はモンサント社が販売している。GMOの普及により、ラウンドアップの使用量は大幅に伸び、2001年から2007年にかけて、ラウンドアップを使用した穀物の収穫量が倍になったという。

 このラウンドアップの有効成分が、「グリホサート」という化学物質だ。このグリホサートは、植物が持つ「シキミ酸経路」という代謝経路を阻害することによって、植物を枯らす。シキミ酸経路は芳香族アミノ酸(チロシン、トリプトファン、フェニルアラニン)を合成する代謝経路であるが、人間はその代謝経路を持っていないため安全である、とモンサント社は主張している。

 しかし、実は人間の体内にいる腸内細菌もこの代謝経路によって、人間が必要としているアミノ酸を合成している。当然、腸内細菌の活動もグリホサートによって阻害されてしまうため、グリホサートは人間に対しても、アミノ酸の欠乏を招くのではないかと懸念されているのだ。

 腸内細菌と神経機能の関係性は現在も研究が続いている状態であるが、グリホサートが招くアミノ酸の欠乏が、自閉症のような神経発達障害、肥満、うつ、炎症性腸疾患、アルツハイマー病などの疾患につながる可能性も考えられており、人体に対する影響は楽観視できない状況である。

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