「宇宙現象観測所」所長が最新UFO画像をガチ分析! 自動観測撮影装置ロボット「SID-1」のヤバさとは?
■ケース2「異空間から出現したのか? 青空に忽然と現れた金色に輝くUFO」
2014年9月26日14時26分、SID-1から東方向(東京都足立区方向上空)の青空の中に、金色に輝く奇妙な物体が、忽然と出現した不思議な動画が記録された。SID-1は大気圏内の宇宙や空中で何かの動きがあるとそれを検知し、その動体検知の瞬間より前にさかのぼって連続記録することができる。そのため驚くべきことに、“それ”は、まったく何もなかった空間に、まるで異空間から投影されたかのように現れたことが記録されているのだ。初めてこの動画を見たとき、筆者は心臓が凍りつくような恐怖感に襲われた。その出現の仕方も含め、この物体自体が醸し出す、異様な雰囲気に威圧されたからだった。
拡大画像に画像処理を施すと明らかに平面(x軸、y軸で作られる平面。この場合は背景の青空)から円すい形の鋭いピークをもつ形状図形が浮き出ているのがわかることからも、その空間には、自然現象では説明不可能な、「きれいな形の物体」が存在していたといえるのだ。そう、その時その空間に、UFOが物理的に存在していたのである。
■画像解析ツールを用いて“加工=合成”の有無を検証する
今や、画像の加工はだれでも容易にできることから、いかにもといった“UFOのフェイク画像や動画”が日本のみならず世界中に蔓延している。だが同時に、科学の各分野でコンピュータを使用した高度な画像処理及び分析技術が日進月歩で進化しており、フェイク画像や動画によるデジタル犯罪の防止、また不正行為を証明する最先端のアメリカのコンピュータ科学捜査の分野や、最近日本でも話題の学術論文内の実験画像の “加工=合成”を見破るツールもまた開発されている。それらの中のひとつが世界最大の米国のUFO研究団体「MUFON」で使用されている画像処理解析ツールだ。MUFONでは送られてきたUFO画像が本物かどうかの判定に、このツールを用いている。
今回、SID-1が撮ったものはオリジナルなので加工はないわけだが、この解析ツールの性能を確かめるために、ためしに今回のUFO画像(ケース2)にも、同様のツールをいくつか使って筆者自身が画像処理を施してみた。
物体の拡大画像を処理。詳細は後述するが、全体が黒く、元画像に手が加えられていない、つまり“加工=合成”がないことがわかる。右下の白枠はCopyrightの文字枠、これは元画像にあとで筆者自身が加えた部分なので“加工”が行われたことがこの処理でも明らかになっている。
さらに筆者自身が物体の拡大画像に黄色丸を描きこんで加工画像を作成。ためしに処理を施してみた。すると、はっきりとその部分が加工されていることが見てとれた。
拡大画像に黄色丸を描きこんだ画像に処理を施してみた。すると、はっきりとその部分が加工されていることが見てとれた。
黄色丸の部分が青紫と白色の図形として現れている。前述同様右下の白枠はCopyrightの文字枠。
この画像処理だが、たとえば元画像に故意に何らかの手が加えられ変更された部分があると、その部分に青紫と白色がまざった色の図形が表れる。全体が黒い(あるいは黒灰色)で密度がほぼ同じ様である場合は、“何ら変更されていない=加工されていない”ことを意味するのである。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊深夜のパチンコ屋にうつむきながら入っていく謎の男達と不思議な警察官【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.09.18 20:00心霊「宇宙現象観測所」所長が最新UFO画像をガチ分析! 自動観測撮影装置ロボット「SID-1」のヤバさとは?のページです。UFO、ロボット、宇宙現象観測所、気象などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで