世界初「古代テュルク人」の墓とミイラが完璧な保存状態で出土! 謎多きトルコ人の祖先がついに正体解明へ?
■世界初、完璧な状態で出土した古代テュルク人の墓
今回、完璧な保存状態の古代テュルク人の墓が初めて見つかったのは、モンゴル西部アルタイ山脈の標高2,803m地点。発見者は、同国ホブド県の博物館に所属する研究者、B. スフバートル氏だ。
墓には、ヒツジやラクダの毛から作ったフェルトで厳重に包まれたミイラとともに、生贄と思しき牝馬(4~8歳)の死骸、ヒツジの頭部、そして豪華な装飾が施された鞍・花瓶・木製の器・鉄製の容器・枕・革製のカバンなどが収められていた。スフバートル氏によると、これらはすべて死者が来世でも不自由しないよう、さまざまな物品とともに埋葬した習慣によるものと考えられるという。
■ミイラの手足が見えた!
そして肝心のミイラは、現代の技術と遜色ないほど美しい刺繍が施された衣服や靴を身にまとっていることがわかったものの、長い年月を経てフェルトが硬化し、ピッタリと貼りついてしまっていた。スフバートル氏らは現在、それを少しずつ取り去る地道な作業を続けており、ようやくミイラの手足が露出してきた段階だという。
画像は「The Siberian Times」より引用
「墓とミイラが良い状態のまま保存されたのは、恐らく高地の気候による影響でしょう」
「この人物は、権力者ではないと思われます。墓に弓が収められていないことから、女性ではないでしょうか」
「この作業が完了した時、私たちはもっと正確にミイラの境遇について語ることができるようになるでしょう」
スフバートル氏は、このように興奮気味に語っている。なお、現在までのところ墓は約1500年前に作られたものであると推定されている。庶民の墓だと考えられるにもかかわらず、豪華な埋葬品が数多く出土したことから、古代テュルク人たちが優れた工芸技術を獲得していたことは間違いないようだ。
今後の分析次第では、古代テュルク人の文化や暮らしが一気に解明され、古代史に新たな1ページが加わることになるだろう。女性ミイラは、厚いフェルトの下で、どのような表情を浮かべながら“その時”を待っているのだろうか。
(編集部)
参考:「The Siberian Times」、ほか
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