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深海でネオンのように光る謎の生物とは?

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■何が違うのか? 蛍光と発光の違い

 ニューヨークにあるアメリカ自然史博物館の調査員たちは、サメが光るのは仲間たちとコミュニケーションをとるためだと信じている。また調査員たちはこの現象を「生物蛍光」と呼んでいる。生物蛍光とは生物の体表面に、深海に届く唯一の光の波長といわれる青い光があたると、違う色の光を放出する能力であり、アンコウなどが化学反応によって光を生成し、自らが発光して獲物を誘導する「生物発光」とは異なる現象だという。

chaincatsharks3.JPGaからdが雌、eからhが雄のクサリトラザメ 画像は「Scientific Reports」より

 深海でサメが光るその仕組みを明らかにするために、同博物館で魚類学の管理を担う学芸員のジョン・スパークス氏とその同僚たちはサメの目に映る深海を捉えようと、僅かな光の中でも深海が見えるサメの目の性質を再現したサメの目カメラ(シャークアイ・カメラ)を作成した。

 サメの目は網膜内の視細胞の一種である桿体細胞が非常に長いがゆえに深海のように暗い場所でもよく見えるのだと言う。このサメの目カメラで調査員たちはクサリトラザメとアメリカナヌカザメの二種の生態を詳しく調査した。

 またニューヨーク州にあるコーネル大学で、世界最高峰と評される獣医学の専門家であるエリス・ロウ氏は、クサリトラザメとアメリカナヌカザメが暗い所で、どの程度物が見えるかの度合いを表す低照度感度が、人間の100倍以上優れていることを発見している。

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